マイナビパートナーズ、障がい者のスキルを磨く社内競技会「STARS」開催
株式会社マイナビパートナーズは、障がいのある従業員を対象にした社内競技会「STARS」を、2023年6月2日から6月20日まで開催しています。この取り組みは、従業員のスキル向上を図ることを目的としており、約180名の障がい者が参加しています。
「STARS」の目的と背景
マイナビパートナーズは、「誰もが活躍するための道を拓き、未来への道標となる。」というミッションのもと、障がい者雇用促進を目指しています。近年、法定雇用率の引き上げが進み、多くの企業で障がい者の雇用が進んでいますが、入社後のスキルアップに関する課題は多く残されています。設定された目標に向けて、STARSはその具体的な取り組みの一環として位置付けられています。
競技の内容とカテゴリー
STARSでは、PC、軽作業、クリエイティブ、ヘルスケアの4つの競技カテゴリーに分かれ、障がいの種類を問わず均等に挑戦できる環境が整えられています。具体的な競技内容は以下の通りです:
- - PCカテゴリー:関数、AI競技、プログラミング、タイピング
- - 軽作業カテゴリー:カウント、帳合、郵便仕分け
- - クリエイティブカテゴリー:ライティング、デザイン
- - ヘルスケアカテゴリー:施術業務(随時開催)
各分野の予選や本選が行われ、参加者は自分の得意分野でスキルを披露し、向上させる機会を得ています。
競技会の成果と展望
同競技会は、障がいのある方の能力を引き出し、キャリア形成を支援する重要なステップです。参加者たちは、実際の業務に直結するスキルを磨くことができ、また他の従業員との協力を通じてコミュニケーション能力の向上も期待されています。
重要なのは、スキルや成果だけではなく、障がい者が活躍できる場を広げることです。マイナビパートナーズでは、こうした取り組みを通じ、継続的に成果を生み出す「戦力としての障がい者雇用」を実現するために努力し続けます。
これからの障がい者雇用への期待
2025年には法定雇用率がさらに引き上げられることが予定されており、障がいのある方にとっての就業機会は増える一方ですが、企業側の取り組みもそれに見合った形で進化が求められています。マイナビパートナーズは、今後も障がい者の職場での活躍をサポートするため、スキルアップの機会創出に注力し続ける方針です。
障がい者の雇用についての理解を深め、その可能性を広げていくために、地域社会全体のサポートが重要です。マイナビパートナーズの活動が、その一助となり、障がい者が生き生きと社会で働き、未来を切り拓く手助けとなることを願います。