ミシュランシェフが福岡に贈る唯一無二のフレンチ体験「L‘Unique labo」

ミシュランシェフが手掛ける新たなフレンチ体験

2025年9月14日（日）、福岡の春吉エリアに、フレンチレストラン「L‘Unique labo（リュニック・ラボ）」がオープンします。この新たなダイニングは、フランス・ブルゴーニュでミシュラン二つ星を獲得したシェフ、濵野雅文が手掛けるもので、完全予約制の限定8席という特別な空間で、九州の旬の食材を用いた上質なフレンチコースを提供します。

シェフ濵野雅文の挑戦

濵野シェフは1975年に福岡県糸島市で生まれ、東京での修行を経てフランスへ渡りました。多くの名店で経験を積んだ後、オーナーシェフとして独立し、数々の栄誉に輝きました。2023年に日本に帰国後、約2年の構想を経て「L‘Unique labo」をオープンすることに決めたのです。これまでの経験をもとに、福岡に新しい風を吹き込むことを目指しています。

「L‘Unique labo」は、シェフの技術と哲学が結集した場所であり、料理、会話、空間、そして細やかな所作が一体となり、まるで舞台のような特別な体験を提供します。これにより、食事をすることで新たな発見や感動をもたらす場となるでしょう。

唯一無二のコース構成

レストランが提供するのは、九州産の旬食材を使用した全11皿からなるコースのみ。フルーツ、ハーブ、野草、エディブルフラワーなどを活かし、一口ごとに異なる味わいが楽しめる構成になっています。料理は視覚的にも美しく、食欲をそそる色どりが盛り込まれており、見て楽しんだ後、口にするたびに新たな味わいが現れます。

シェフ濵野は、料理の一瞬の移ろいを楽しむことができるように、このコースをデザインしました。自然の恵みや九州の良さを感じることができる、唯一無二のフレンチコースは、食事とは単にお腹を満たすだけのものではなく、心に刻まれる体験に昇華させるものです。

デザインにもこだわり

「L‘Unique labo」の空間は、かつてチャペルとして利用されていた建物をリノベーションし、国際的に評価されているデザインチーム「atelier oï」が手掛けました。6メートルを超える天井高を生かし、白を基調にしたスタイリッシュな8席のカウンターを設置。ここでは、光が変化し、時間の感覚を忘れさせる開放的で静かな空間が創出されています。

彼らの手によって設計された空間は、料理だけでなくその空間そのものも忘れられない体験とし、訪れる人々に深い印象を与えることでしょう。