久留米工業大学の挑戦
久留米工業大学(福岡県久留米市)の機械システム工学科に所属する鳥居修一特別教授が、2026年3月から4月にかけてインドの3大学で招へい講義や基調講演を行いました。この取り組みは、国際的な研究交流を深めるとともに、学生たちに新たな知見と刺激を与える場となりました。
インドの大学での講義内容
ヴェルテック大学(チェンナイ)
鳥居教授は、2026年3月23日から26日にかけてヴェルテック大学で集中講義を行いました。ここでは、AICTE IDEA LABの開所式に合わせて、最新の研究テーマに関する講義が展開されました。
- 「Nano-Materials for Electric Devices and IoT」
電子デバイスやIoT向けに利用されるナノ材料についての最新の研究成果を紹介。
- 「Smart Materials for Electric Application」
電気分野への応用を視野に入れたスマート材料の重要性を説明。
ヴィシュヌ工科大学
続いて、3月30日から4月1日にかけてヴィシュヌ工科大学にて特別講義を行い、学生による研究開発成果に対する審査会も審査委員として参加しました。
- 「Renewable Energy to prevent Climate Change」
気候変動防止のための再生可能エネルギー技術について、ナノ粒子添加のバイオディーゼルエマルション燃料の開発をテーマに、具体的な成果を発表。
鳥居教授の講演は熱心に聴かれ、学生たちからの関心も集まりました。特に日本の自動車技術と環境技術への興味が表明され、鳥居教授はその声に応え、多くの意見交換を行いました。
ラジュ工科大学(ハイデラバード郊外)
最後に、4月7日にはオンラインで開催された国際会議で基調講演を行いました。この講演では、太陽光発電とリチウム電池を用いた発電システムの特性について紹介。
- 「Characteristics of Electric Power Generation System used - Photovoltaics and Lithium Battery」
日本国内での実験成果を基に、再生可能エネルギーがEV普及や脱炭素化への道を切り開くことを提案。
国際的な人材育成と研究連携
鳥居教授は、インドの学生たちの優秀さや気候変動に対する意識の高さ、日本の技術に対する興味に強い印象を受けたと言います。これらの経験は、久留米工業大学にとっても貴重な要素であり、今後も海外の大学との教育・研究交流を通じて国際的な人材を育てる取り組みが期待されます。
教育・研究に対する熱意
鳥居特別教授は、再生可能エネルギーや創エネルギーに関する研究を、熱工学や流体工学の観点から推進しています。これからの時代に必要な技術や知識を身につけた学生たちが、地球環境を守るための重要な役割を果たすことを願っています。
ぜひ、久留米工業大学の教育にご注目ください。今後もこれらの国際交流を通じて、さらなる発展が期待されます。