西鉄グランドホテルの神殿が新たな姿に
福岡市中央区に位置する西鉄グランドホテルが、1999年に完成した婚礼用神殿を大規模にリニューアルし、2025年12月1日から新たにオープンします。このリニューアルは、これまでに培った伝統を受け継ぎながらも、現代のニーズに応えるべく大胆にデザインされています。ここでは、その魅力をご紹介します。
1. デザインの刷新
今回のリニューアルでは「和の伝統とモダンの融合」をテーマに掲げています。温もりのある組子細工と洗練されたライティングが施された空間は、訪れる人々に安らぎを提供します。特に若い世代にもアピールできるように、既存の伝統的な要素に現代的なデザインをミックスしています。
2. 最大収容人数の増加
神殿の収容人数は、これまでの32名から56名へと拡大されました。この新しい収容人数の増加により、親族だけでなく友人や大切な方々を招待することが可能になり、厳かな神前式がより多くの人々の祝福に包まれます。これにより、幸福感がさらに増すことでしょう。
3. レイアウトの見直し
挙式の入退場口は、会場の側方から後方中央に移動しました。これにより、新郎新婦がセンターラインを自信を持って歩むことが可能になり、参列者に開放感をもたらします。また、席配置が祭壇に正対することにより、参列者は挙式をより見守りやすくなります。
4. 雅楽の生演奏
挙式の特別感を一層高めるために、雅楽の生演奏が採用されます。笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)などの楽器により、神秘的で荘厳な音色が会場を包み込み、参列者の心に深く響くことでしょう。
5. 警固神社との深い縁
西鉄グランドホテルには、400年以上にわたって人々の守護を担ってきた警固神社から祀られている八十禍津日神(やそまがつひのかみ)が存在します。この神社とのつながりは、神聖な挙式を心より支えてくれることでしょう。
6. 西鉄グランドホテルのウエディング
1969年に誕生した西鉄グランドホテルは、福岡における迎賓館としての役割を果たしながら、国内外のお客様を大切にもてなしてきました。館内には風格あるデザインが散りばめられ、特に伝説的な鳳凰の間は特別な存在です。半世紀にわたり愛され続けるこのホテルは、福岡のトレンドをリードする存在であり続けています。
終わりに
西鉄グランドホテルは、伝統を守りつつ新しい挑戦を続けていることで、心躍る物語を紡いでいきます。挙式を検討中の方々にとって、この新しい空間での特別な瞬間が心に残るものになること間違いありません。