三生医薬のサプリメント福利厚生プロジェクトの成果
静岡県富士市に本社を置く三生医薬株式会社が、全社員を対象に実施したサプリメント配布施策「三生ウェルネス・プロジェクト(Sunsho Wellness Project)」の結果を公表しました。このプロジェクトは企業の健康経営を推進する重要な取り組みとして、2025年8月から2026年1月までの6か月間にわたって行われました。
プロジェクトの概要と目的
本プロジェクトにはおよそ1,070名の全社員(派遣スタッフ含む)が参加し、自社で製造したサプリメントを無償で配布しました。配布された製品は、マルチビタミン、マルチミネラル、クリルオイル、生活習慣病対策サプリの4種類です。プロジェクトの主な目的は以下の4点です:
1. 社員の健康維持・増進
2. サプリメントへの関心喚起
3. 健康意識の向上と行動変容
4. 健康経営の実践と社会への啓発
この施策では、スクラッチカレンダーや社内クイズ大会、ウェルネスメルマガ通信などの活動を通じて、社員のエンゲージメントを向上させる試みも行われました。
プロジェクトの評価と結果
プロジェクト終了後には参加した社員にアンケートを実施し、492名からの有効回答を得ることができました。プロジェクトの全体的な評価として、社員の74%が「会社が社員の健康を大切にしている」と感じており、福利厚生施策の重要な意義が開示されました。満足度は47%となり、今後もこの施策を継続してほしいという希望が55%に上りました。
サプリメントの摂取頻度については、「ほぼ毎日」が32%、週3〜4回が17%と、多くの社員が高頻度で続けていたことがわかります。一方で、26%が「ほとんど摂取しなかった」との回答もあり、さらなる継続の工夫が求められる状況にあります。
健康意識の変化
プロジェクトを通じて、社員の健康に対する意識や行動にも顕著な変化が見られました。「健康維持のための行動が増えた」と感じているのは29%、健康診断の結果を気にかけるようになった人も31%に及びました。また、サプリメントへの関心が高まったとする回答は55%となっており、社員たちが自社の事業や製品価値をより理解するきっかけにもなっています。
今後の展望
このプロジェクトから得られたデータをもとに、三生医薬は第2期のプロジェクトを計画しています。さらに、社員一人ひとりが自身の健康ニーズに応じて選べる「選択型」サプリ制度を導入予定で、継続しやすい仕組みを整えていく方針です。
また、健康経営の先進事例として社内外へ情報発信を続け、得られた知見を今後の商品開発にも反映させる考えです。三生医薬は、社員の健康が企業の活力であり、さらには社会全体の健康寿命の延伸へとつながる好循環を目指しています。
最後に
これからの時代、企業が従業員の健康をどう支えるかは、競争力や成長の重要な要素となります。三生医薬の取り組みはその一つの手本となり、他の企業にとっても彼ら自身の福利厚生施策の見直しにつながるかもしれません。未来の総合的な健康経営を目指す動きは、企業文化そのものを進化させる大きな力となることでしょう。