NPO法人わくわーく、設立15周年セレモニーが開催
2026年3月16日、北九州市八幡東区の地域交流拠点「ココクル平野」で、NPO法人わくわーくの設立15周年記念セレモニーと「COCORiNOVE 2025年度プロジェクト報告会」が開催されました。このイベントには、地域住民や企業関係者、学生、行政の皆さんが集まり、これまでの歩みを振り返りながら、地域の未来に思いを馳せる温かいひとときを共有しました。
共生の形を模索するわくわーくの活動
設立当初、数名で始まったNPO法人わくわーくは、今では地域の支援を受けて大きく成長してきました。主に行っている活動は、障害福祉サービス「BOCCHI」や多世代交流スペース「くるくる」、地域協働の「Be Happy プロジェクト」など、多岐にわたります。これにより、障がいのある方の就労支援やカフェ運営、子ども食堂、学びの場の提供、文化交流の支援など、安らげる環境を整えてきました。
「ココクル平野」は、地域の皆さんが「いつ来ても、誰と来ても、何かがある」と感じる、納得の居場所として親しまれています。セレモニーでは、当NPOの15年間の軌跡がスライドで紹介され、「ここまで続けてこれたのは、地域の皆さんのおかげです」との言葉には温かい拍手が贈られました。
COCORiNOVE 2025年度プロジェクトとは
COCORiNOVEは、九州職業能力開発大学校で建築を学ぶ学生たちが主導するリノベーションプロジェクトで、「心も可能性もひらける場」をテーマにしています。地域の未来を見据え、さまざまな企業や協力者と連携しながら進められています。学生たちは、多世代との交流から得た学びや、設計から施工までの試行錯誤について詳しく報告しました。会場では、八幡東区長や参加した企業の代表たちと共に、プロジェクトを通じて生まれたつながりや気づきを共有するクロストークも行われ、地域での学びの意味が再確認されました。
日常的に根付く地域のつながり
「ココクル平野」では、さまざまな催し物が日常的に行われています。例えば、毎週火曜日には竹炭ブレンドの珈琲を楽しむカフェ、また第2・第4土曜日には竹チェロ教室を開催。さらに、子ども食堂や学びの場「みんなのてらこや」、占いやマッサージ、AI勉強会など、多様な人々が自然に交流し、学び合い、支え合う環境が生まれています。
フラワームーンの素敵な演奏
セレモニーの中で、ココクル平野で結成された女性バンド「フラワームーン」が演奏を披露し、観客を魅了しました。竹チェロやハンマーダルシマー、二胡といった珍しい楽器の組み合わせで奏でる音楽が、会場を優しい雰囲気で包み込みました。
理事長の今後の展望
NPO法人わくわーくの理事長、小橋祐子氏は、「15年間、地域の皆さまに支えられて活動を続けてきました。COCORiNOVEによって生まれたこの空間が、地域の未来を共につくる“共創の場”であることを願っています」とコメントしました。今後も「誰もが互いを認め合い、こころ穏やかに安心して暮らせる社会」を目標に、地域と共に新しい15年へと歩みを進める予定です。