新技術CoolSkin®
2026-08-24 08:49:46

猛暑対策の新技術「CoolSkin®」福岡大学と実証実験開始

2026年8月、福岡大学で実施される「CoolSkin®」の屋外実証実験



福岡県福岡市に本社を構える株式会社セイコー・エステート&ディベロップメントは、猛暑が続く現代社会において新しい建物の外壁冷却システム「CoolSkin®」の研究を進めています。このプロジェクトは福岡大学の塚越准教授及びゼミ生との共同研究で、2026年8月には屋外での実証実験が実施される予定です。

「CoolSkin®」とは?


CoolSkin®は、従来のエアコンや断熱技術とは異なり、建物の外壁そのものを冷やすことを目指した新しい冷却システムです。具体的には、水分の蒸発による冷却効果を応用し、外壁の温度上昇を抑えることが狙いです。第一段階では屋内環境での性能検証が行われましたが、今回は真夏の屋外環境で実際の高温下においての効果が測定されることになります。

屋外環境での実証実験


実証実験は福岡大学の研究施設内で行われ、CoolSkin®を施工した外壁と、水冷却施工が行われていない外壁を比較します。主な測定項目は、外壁の表面温度、さらにその裏面及び室内側への温度影響が挙げられます。これにより、建物の外側からの熱対策が室内の快適さにどのように影響を与えるのか、新たな知見を得ることが期待されています。

熱中症対策と建築技術の進化


最近のデータによると、特に夏季における熱中症の救急搬送件数は増加しており、建物自体もこの問題に対する備えが求められるようになっています。エアコンや断熱の設置はもちろん重要ですが、CoolSkin®のアプローチはこれらに更なる選択肢を提供します。建物の設計において、外側から直接的にアプローチするこの技術は、新たな建築技術の可能性を秘めています。

今後の展望


セイコー・エステート&ディベロップメントは、CoolSkin®の技術についての社会実装を目指しており、具体的には自社の新築アパートブランド「LEGENDE」への導入も視野に入れています。この冷却技術が実現すれば、将来的には入居者にとってより快適で安全な住環境が提供できると考えています。

代表取締役の髙木政利氏は、「知識や技術を蓄積し、実用性を評価するためには大学との連携が不可欠です。今後もじっくりと真実なデータを積み重ねていきたいと思います」とコメントしています。現時点ではまだ研究開発に過ぎず、さらなる検証や改良を経て、社会への導入を進めていくことが重要です。

まとめ


クールスキン®の実証実験は、猛暑が常態化する現代において、建物そのものがどのように熱を管理するかという新たなアプローチを探る重要な試みです。福岡の大学との連携を通じて、効果的かつ持続可能な住環境作りに貢献することで、将来の住まいの選択肢を広げる可能性が期待されています。


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