福岡県久山町に九州最大級の太陽光発電所が稼働！

九州最大級の屋根借りメガソーラー、福岡県久山町に登場

福岡県糟屋郡久山町にて、日本ベネックスが新たに稼働させた太陽光発電所「ベネックス久山ソーラーポート」が、ついに運転を開始しました。この発電所は、吉田海運ロジソリューションズが開発した物流施設「YKW久山久原」の屋根に設置されており、九州地方でも最大級の屋根借り方式の太陽光発電設備となります。

発電設備の概要

本発電所は、合計で約3.7MW（メガワット）の発電能力を持ち、具体的には、オンサイトPPA（Power Purchase Agreement）方式で約0.5MW、全量FIP（Feed-in Premium）方式で約3.1MWを有しています。全量FIPの発電部分だけで、年間予想発電量は一般家庭約1,155世帯分、つまり約347万kWhに相当すると見込まれています。これにより、この地域における再生可能エネルギーの普及が進むことが期待されています。

物流施設との連携

「ベネックス久山ソーラーポート」は、物流施設の屋根を利用した新しい形の太陽光発電所であり、吉田海運ロジソリューションズとの初めての協業によって実現しました。このプロジェクトは、企業間の協力によって持続可能なエネルギー供給を確保するモデルケースの一環であり、福岡県内での再生可能エネルギーの重要性を再認識させるものです。

日本ベネックスの取り組み

日本ベネックスは、1957年の設立以来、68年にわたって精密板金加工を手掛けており、2012年からは再生可能エネルギー事業にも取り組んでいます。現在、同社は52件の自社発電所を運営しており、合計出力は約70.2MWに達しました。このうち物流施設での屋根借り太陽光発電所は35件あり、地域社会へのエネルギー供給に貢献しています。

再生可能エネルギーの未来へ

日本ベネックスは、この「ベネックス久山ソーラーポート」を通じて、再生可能エネルギーの普及をさらに推進することを目指しています。同社は「いい仕事を、しつづける。」という理念のもと、新たな価値を創造する事業を展開しており、持続可能な社会の実現に寄与することを目指しています。

まとめ

今回のプロジェクトは、再生可能エネルギーの利用を促進するだけでなく、地域の経済や雇用にも良い影響を与えることが期待されています。福岡県久山町に新たに誕生した「ベネックス久山ソーラーポート」は、これからのエネルギーの未来を切り拓く重要なステップとなるでしょう。

興味がある方は、日本ベネックスの公式ウェブサイトをチェックして、最新の情報をフル活用してみてください。

公式ウェブサイト