福岡の便利な移動手段が拡大！チャリチャリが橋本・野芥エリアなどに新たなポートを設置

福岡の新たな移動手段、チャリチャリの拡大

福岡市で人気のシェアサイクルサービス『チャリチャリ』が、とうとう新たなエリアに進出しました。この新たな試みは、多くの人々の移動ニーズに応えるもので、地域住民や観光客の利便性を大幅に向上させることが期待されています。

エリア拡大の背景

チャリチャリを運営するチャリチャリ株式会社は、福岡市の移動需要の増加に応じて、利用可能エリアの拡大を決定しました。2025年9月22日には、地下鉄七隈線沿線の「橋本・野芥エリア」と「井尻・笹原エリア」が新たにサービスエリアに加わります。

この両エリアへの拡大は、地域住民からの要望を考慮し、毎年度のエリア拡大計画の第一弾として決定されました。橋本・野芥エリアは、金山駅から橋本駅までの8駅をカバーしており、福岡大学周辺や姪浜とのアクセスが非常に便利になります。

一方、井尻・笹原エリアは西鉄井尻駅とJR笹原駅の近くに位置し、天神や博多へのアクセスが良好。ここは商店街も賑わっており、通勤や通学に便利な住環境を提供しています。これらのエリアの拡大により、多様な交通手段の選択肢が増え、地域の生活の質が向上することでしょう。

新しいポートの設置

同時に、チャリチャリは新たに21箇所のポートを設けました。代表的なポートとしては、「木の葉モール橋本」や「MrMax橋本店」などが挙げられます。これらのポートは、利用者が自転車を借りたり返したりする際に非常に便利な場所に設置されており、地域のアクセス性をさらに向上させます。

拡張されたエリアのポートは、福岡市の中心部だけでなく、周辺地域への移動を支える重要な拠点となることが期待されています。地元企業や地域住民との連携を強化し、魅力的な街づくりを進めることもチャリチャリの目標です。

チャリチャリとは？

『チャリチャリ』は、スマートフォンアプリを使用して、簡単に自転車を借りられるシェアサイクルサービスです。利用料金はベーシックタイプが1分7円、電動アシスト自転車は1分17円とリーズナブル。特に短距離の移動に優れた利便性を提供しています。

このサービスは福岡で2018年にスタートし、以降3,700万回以上の利用が記録されています。特に『ちょっとそこまで』という日常のニーズに応える形で、多くの利用者に親しまれています。このように、チャリチャリは日常生活をサポートし、地域の交通事情を改善する役割を担っているのです。

今後の展望

チャリチャリは今後も地域のニーズに応じてサービスエリアの拡大を続け、公共交通機関との連携を強化していく計画です。新たなポートの設置と利便性の向上を通じて、地域経済の活性化にも寄与していくでしょう。

さらに、特製の自転車用ヘルメットやオンラインストアを通じて、安全性を重視した取り組みも行っています。これにより、利用者は安心して自転車を利用できるでしょう。