九州畳サミット2025 - 畳の未来を語る
6月1日は「い草の日」に定められており、い草文化や畳の重要性を再認識する機会として設けられています。今年、この日を迎えるにあたり、熊本県八代市で「第3回 九州畳サミット」が開催されることが決まりました。このイベントは、国産い草と畳の未来を支える方々が一堂に会し、共に想いを共有するための貴重な交流の場でもあります。
九州畳サミットの目的
九州畳サミットは、業界内で抱える課題や展望について、参加者同士がオープンに語り合う場を提供することを目的にしています。近年では、ライフスタイルの変化や輸入品の増加により、日本のい草市場は厳しい状況に置かれています。その中でも、このサミットでは、い草に秘められた快適性や自然素材としての魅力を見直し、次世代に継承していくための施策や新しい発想を生み出すための対話が行われます。
開催詳細
日時: 2025年5月30日(金) 13:00~17:30(交流会は18:00~19:30)
会場: ホワイトパレス(熊本県八代市松江町290-1)
定員: 200名(要事前申込)
参加費: サミット参加のみ3,000円、サミット + 交流会 8,000円
申込締切: 5月16日(金)
更に詳細な情報及び申込は、
こちらからご確認ください。
特設サイトも是非ご覧ください:
特設サイト
畳業界の現状と未来へのアプローチ
かつて、日本の住環境に欠かせなかった畳が、今直面している最大の問題は、後継者不足や生産量の減少です。業界の人々は、こうした課題を克服するために「会って話す」ことの重要性を感じており、九州畳サミットではその気持ちが込められています。多様な視点からの意見交流を通じて、新たなアイデアや共感が生まれることを期待しています。
プログラム内容
サミットのプログラムには、さまざまな専門家からの講演が含まれています。最初の講演では、九州大学大学院の清水邦義准教授が「い草の香りがもたらす新しい市場アプローチへの可能性」について語ります。続いて、株式会社乗富鉄工所の代表、乗冨賢蔵氏が「家業と意味のイノベーション」と題して、家業の伝承と新たな挑戦について考察します。
続く第2部では、ナカヤマノウジョウの中山貴之氏が「イグサの未来は? 畳文化を次世代へつなぐために」とのテーマで講演を行い、中島タタミ店の中島拓也氏と中島浩予氏が「畳と○○で生まれる優しい暮らし」と題して、畳と他の生活要素のつながりを探る講演を行います。
この後、参加者同士で少人数に分かれ、グループディスカッションを通じて意見交換も行います。最後に、希望者を対象とした交流会も設けられており、こちらでは業種や立場を超えたつながりを築くことが可能です。
取材について
九州畳サミットはメディア関係者の取材も歓迎しています。取材を希望される方は、イケヒコ・コーポレーションの広報担当、阿部宛にお問い合わせください。
お問い合わせ
株式会社イケヒコ・コーポレーション
広報担当: 阿部
TEL: 0944-32-1203
Email:
[email protected]
公式サイト:
イケヒコ・コーポレーション公式サイト
い草の魅力を再発見し、畳文化の次なるステップを共に考えるこのサミット。業界関係者はもちろん、い草や畳に興味を持つ皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。