タクシー券で安全運転
2026-05-08 14:53:38

高齢ドライバー事故ゼロへ!新たなタクシー券ギフトサービス実証実験開始

高齢ドライバー事故ゼロを目指す「親タクチケット」



福岡市に本社を置く株式会社セーフライドは、第一交通産業株式会社との協業によって、2025年5月10日を皮切りに高齢者向けのタクシー券ギフトサービス「親タクチケット」の実証実験を開始しました。このサービスは、子ども世代が高齢の親へ毎月タクシー券を贈る仕組みで、高齢ドライバーによる交通事故の減少を目指しています。

高齢ドライバーの実情



近年、高齢ドライバーによる交通事故が社会問題化しています。内閣府の調査によれば、65歳以上の免許保有者の64.2%が「いずれ免許を返納したい」と考えているものの、実際の返納率はわずか約2.2%にとどまっています。このギャップには、運転に対する不安や生活の不便さが影響していると考えられます。

タクシー券の導入効果



実際、福岡県岡垣町では、特定の期間に免許を返納した高齢者に1万5,000円分のタクシー券を提供した結果、その町では約68名が免許を返納し、全国平均の約1.6倍という高い返納率を達成しました。これは、タクシー券支援が高齢者の免許返納に大きく寄与することを示しています。タクシー券があれば、返納後も安心して外出できるという心理的なバリアを軽減することができるのです。

「親タクチケット」の特徴



「親タクチケット」は、九州エリアを中心にサービスを開始します。子どもが毎月タクシー券を親にプレゼントするというユニークな構造で、贈られたタクシー券を使うことで、親子のコミュニケーションを深めることも狙っています。この実証実験では、まずは3ヶ月間で50名をターゲットにして、サービスの効果を検証していく予定です。

高齢者の車に対する意識



また、セーフライドの代表である山内紗衣さんによると、高齢者にとって車は単なる移動手段以上のものです。車は彼らの家族との思い出や役割を象徴しているため、免許の返納については非常に慎重になるという現状があります。したがって、家族との会話を通じて、自然に免許返納を考えるきっかけを作ることが必要です。「親タクチケット」はその一助となると考えています。

会社の成り立ち



セーフライドは、令和7年度ソーシャルスタートアップ成長支援事業に選ばれ、現在も高齢ドライバーの安全運転や免許返納に関する調査を進めています。今後は、アプリ開発や見守り機能の追加も視野に入れ、全国展開を目指す計画です。

このようにして、セーフライドと第一交通産業はタクシー券を活用した新たな社会貢献を実現し、高齢者が安心して暮らせる社会づくりに取り組んでいます。


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