福岡のスタートアップ支援の新たな一歩!
株式会社ヌーラボが、福岡を拠点とするベータ・ベンチャーキャピタルが運営する「ベータ2024投資事業有限責任組合(ファンド)」に出資することを決定しました。この出資は、福岡市を中心に進むスタートアップ支援の流れの一環として位置づけられています。
ヌーラボの出資背景
ヌーラボは、九州エリアにおけるスタートアップ企業への投資を主な目的としている本ファンドを通じ、地域経済の発展に貢献する意向を示しました。福岡市は、2012年に「スタートアップ都市宣言」を行い、その後も官民一体で起業家支援を進めています。この取り組みは着実に実を結びつつあり、地域のスタートアップエコシステムの強化が進んでいます。
ベータ・ベンチャーキャピタルは、創業期から起業家との関係を深め、資金提供だけでなく具体的な支援をしてきた企業です。彼らのネットワークを活かし、新たな価値を創出することを目的としています。
本ファンドの概要
- - 名称: ベータ2024投資事業有限責任組合
- - 設立日: 2024年5月31日
- - 投資対象: 九州・瀬戸内圏内の高付加価値な「新産業」を目指す企業や起業家
- - ファンド総額: 最大30億円
- - 運用期間: 12年間(最大2年間延長可能)
ヌーラボはこのファンドへの出資を企業の成長戦略の延長として位置づけており、彼らの理念である「“このチームで一緒に仕事できてよかった”を世界中に生み出していく」を実現する活動の一環と捉えています。
新たな連携の可能性
今後、ヌーラボは新規事業プログラム「Nu Source」とベータ・ベンチャーキャピタルの連携を進める計画です。「Nu Source」は、クリエイティブなコラボレーションを通じて新規事業創出を目指すプログラムであり、多様な産業への関与が期待されています。この連携によって、ヌーラボはスタートアップ企業との接点を増加させ、さらなる協業体制の構築が可能になると考えています。
福岡の恵まれたビジネス環境
福岡は、近年スタートアップの集積地として国内外から大きな注目を浴びています。地域のビジネス環境は整備され、多くの企業が活躍する場を提供しています。ヌーラボはこの恩恵を受けながら、持続的成長を遂げるべく活動を続けていく方針です。
ヌーラボ代表の思い
ヌーラボのCEO、橋本正徳氏は、出資を通じて地域経済に貢献したいという強い意志を持っています。新規事業プログラム「Nu Source」の推進もその一環であり、スタートアップとの接点を増やし、新たなプロダクトの開発を促進する計画です。同氏は、ベータ・ベンチャーキャピタルのビジョンにも共感しており、協力関係の構築を期待しています。
ベータ・ベンチャーキャピタルの理念
一方、ベータ・ベンチャーキャピタルの代表取締役パートナー、林龍平氏は「まわれまわれ、いい資本。」というスローガンの下、地域経済の活性化を図るべく投資に邁進してきました。ヌーラボとの協力により、より多くの地域の起業家に良い影響を与え、持続可能な成長が期待できると述べています。
ヌーラボのサービス紹介
また、ヌーラボは様々なサービスを展開しています。チームの生産性を向上させる「チームワークマネジメント」を提案し、プロジェクト管理ツール「Backlog」やオンラインホワイトボード「Cacoo」、情報セキュリティ向上のための「Nulab Pass」を提供しています。これらのサービスは、組織の効率化を支援し、働きやすい環境を整えるものとして高く評価されています。
詳細は公式サイトで確認できます。福岡のスタートアップシーンの未来を切り拓くヌーラボの動きに、ぜひご注目ください!