御花オリジナル菓子「かもなか」が誕生!
福岡県柳川市にある「柳川藩主立花邸 御花」は、リニューアル一周年を記念して新たに開発されたオリジナル菓子「かもなか」を発表しました。この商品は、約400年の歴史を誇る御花が、長年愛し続けてきた“鴨”をモチーフにした特別な和菓子です。
冬の風物詩・野生の鴨
毎年冬になると、御花の日本庭園「松濤園」には野生の鴨たちが訪れます。彼らは水面で優雅に羽づくろいをし、仲間と寄り添って暖かな時間を過ごしています。この光景は、かつて柳川藩主の立花家によって楽しませてきた歴史的な瞬間であり、御花の冬の風物詩となっています。春が訪れると、鴨たちはつがいとなり、再び北へと旅立って行きます。
かもなかの魅力
「かもなか」は香ばしく焼き上げた最中皮に、立花家の伯爵家農場・橘香園で育まれたみかんから作られた、モダンな味わいの餡を詰め込んでいます。この餡には小豆の旨味とともに、爽やかな甘みを持つみかんピールが絶妙に調和しています。味わいは奥深く、やさしい香りが口の中で広がります。
このお菓子のデザインは、立花家の歴史の中でも特に象徴的な冬の景色を思い起こさせるもので、16代当主の立花和雄が残した自伝にも登場しています。かもなかは、昔ながらの鴨の石膏型を基にした形を見ることで、見る人に安らぎを与えてくれる存在感を持っています。
縁起の良い贈り物
鴨はつがいで行動することから、家庭円満や夫婦円満の象徴として広く親しまれてきました。そして、松濤園にやって来る鴨たちの姿は「良縁を結ぶ象徴」とも考えられています。御花オリジナルのお菓子「かもなか」は、そんな縁起の良いシンボルが込められており、特別な方への贈り物やお祝いの際にぴったりなアイテムです。
「かもなか」の詳細
「かもなか」は、小豆蜜柑餡と蜜柑ピールを詰めた最中で、価格は880円(税込)となっており、2羽入りのギフトボックス仕様で販売されています。この商品は、御花のギフトショップ「お花小路」や宿泊棟ロビーで購入することができます。
また、この和菓子を製造している「季のせ」は、福岡県宇美八幡宮内に工房を構え、母の愛情に包まれた和菓子作りを行なっています。精巧な技術と独自の感性を持っている彼らの菓子は、伝統と革新が混ざり合った新しい世界を提供します。
御花の歴史
柳川藩主立花邸 御花は、立花家が受け継いできた400年の歴史と文化を体現している旅館であり、国指定名勝に登録されています。現在でも立花家の末裔がこの屋敷を守り続け、その魅力を引き出すための様々な新企画を展開しています。
「かもなか」を通じて、この冬、皆さまも御花の文化を感じていただければ幸いです。特別な瞬間を大切な人と共に、心温まるお菓子で彩ってみてはいかがでしょうか。