多胎家庭に寄り添うtatamamaの活動を知る
福岡市に本拠地を置く一般社団法人tatamamaは、2023年の設立以来、多胎家庭—特に双子や三つ子を持つ家庭の支援に焦点を当て、さまざまな活動を通じて孤立を防ごうと取り組んでいます。そして2026年2月、理事会にて新たに一名を迎え、理事7名体制となりました。この体制変更は、今後の活動の幅を広げる重要なステップです。
tatamamaの成立背景
多胎家庭は、育児に関する喜びはあるものの、精神的・身体的な負担がとても大きく、時には孤立しやすい環境に置かれています。そのため、tatamamaは「多胎育児を楽しめる社会」を目指し、当事者同士のつながりを促す交流会や相談会を定期的に開催し、情報の発信を行っています。
設立当初は3名の理事でスタートしましたが、活動の拡大に伴い、徐々に理事を増やす動きが見られました。2025年7月には新たに2名の理事が加わり、2026年1月には看護師の加藤久美子さんが参加。さらに、双子の父である小児精神科医黒川駿哉さんが理事として加入したことで、専門家と多胎当事者の連携を強める理事体制が整ったのです。
理事メンバーの構成
現在の理事メンバーは多彩な背景を持つ専門職で構成されており、各々が多胎育児の経験者です。メンバーには、小児精神科医や看護師、保育士、管理栄養士などが名を連ねており、彼らの視点や知識を活かした支援体制が整っています。また、地域ごとの支援活動も意識し、東部エリアや筑豊エリアにおいてそれぞれ理事を配置することで、地域に根ざした活動を展開しています。
今後の展望と取り組み
多胎家庭同士がつながることで、孤立感を軽減し、さらなる支援体制の強化を目指すtatamamaは、今後も地域や行政との連携を深め、より多くの家庭に安心感を提供するための活動を具体化していく方針です。
代表理事の牛島智絵さんによれば、「多胎育児の支援は一筋縄では行かない」と語りますが、当事者の経験と専門職の知見を融合させることで、より良い環境づくりを進めていく覚悟です。
また、黒川理事も医療職としての視点から「自身も双子の育児を通じて学んだことを次世代に伝えていきたい」という思いを持っており、多胎家庭のニーズにしっかり応えていく意欲を示しています。
身近な支援体制へ
tatamamaは「多胎児ママにやさしい街は、すべての人が暮らしやすい街」をビジョンに掲げています。この理念のもと、多胎家庭だけでなく、誰もが暮らしやすい社会の実現を目指しています。
妊娠期から子育て期にかけて、切れ目のない支援を提供することで、地域での多胎世帯の需要に耳を傾け、行政とも連携を深めながら、少しでも生活の質を向上する手助けをしていきます。今後の活動に期待が高まります。
お問い合わせ
一般社団法人tatamamaへの連絡を希望する方は、公式ウェブサイトやメールでお気軽にご連絡ください。情報交換やサポートを希望する全ての家庭に向けて、信頼できる環境を提供していくことを目指します。