味の兵四郎、現地法人化
2025-06-26 11:13:57

味の兵四郎、シンガポール支店を現地法人化し新たな展開へ

新たなページを開く味の兵四郎のシンガポール法人化


福岡の食品メーカー、株式会社味の兵四郎が2025年7月1日にシンガポール支店を現地法人「HYOSHIRO SINGAPORE PTE.LTD.」として設立することが決まりました。これは、同社の海外戦略の一環であり、東南アジア市場でのさらなる拡大を見越した重要なステップです。

シンガポールでの歩み


味の兵四郎は2007年から、シンガポールの日系百貨店での催事販売をきっかけに、現地市場に進出しました。2016年には伊勢丹スコッツ店に初の海外支店を開設し、味の兵四郎の主力商品である『あご入兵四郎だし』が高評価を得ました。このだしは、日本産の安全な素材を用い、手軽に使える点が現地の消費者に支持されています。

また、他の日本の人気商品『えろーうもおてごめんつゆ』や『手延べ細うどん』も好評で、支店開設以降、成長を続けています。さらに、和をテーマにした木彫の店舗デザインも話題になっています。

現地法人設立の意義


シンガポールは政治的に安定し、経済成長も著しい国です。交通網や通信インフラも整っており、ビジネス展開には理想的な環境です。味の兵四郎では、シンガポールを拠点にした東南アジア全体へのビジネスネットワークを強化したいと考えています。

今回の法人化は、伊勢丹スコッツ店の売上拡大を目指した新たな取り組みや企画も含まれており、日本の食文化を広めるために、現地に社員を派遣します。今後の活動に期待が寄せられる理由の一つです。

会社の歴史と理念


味の兵四郎は、台湾系の風味を家庭で手軽に楽しむことができる“あご(飛び魚)入りだしパック”の市場において先駆者的存在です。創業は昭和63年、現社長の曽祖父野見山万太郎が開いた「割烹 兵四郎」に始まります。万太郎はお客様の笑顔を喜びとし、その想いを今に受け継いでいます。今日でも、確かな味わいと、消費者の心に寄り添った商品開発を重視し、料理を作る人、食べる人両方の心と体を満たすことを追求しています。

まとめ


味の兵四郎のシンガポール法人化は、同社が日本の食文化を海外に広める大きな一歩です。今後の進展に注目が集まります。福岡からの新たな流れに期待が寄せられています。公式SNSや通販サイトも活用し、さらに多くの人々に味の兵四郎を知ってもらうチャンスです。ぜひチェックしてみてください。


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