福岡県鞍手町がうなぎブランド化を目指すクラウドファンディングを開始

福岡県鞍手町がうなぎブランド化に向けた新たな挑戦

福岡県鞍手町は、地元の特産品であるうなぎをブランド化し、地域活性化を目指すクラウドファンディングを「ふるなび」で開始しました。運営を担うのは、株式会社アイモバイル。このプロジェクトにより、鞍手町は全国にその名を広めることを目指しています。

プロジェクトの概要

このプロジェクトは「福岡県鞍手町2040年『消滅可能性都市』に指定された町の産業振興・雇用創生プロジェクト」と位置付けられています。来る令和6年11月に、養鰻事業をスタートさせる株式会社HOMIEが中心となり、鞍手町内に新しい養鰻場を設立。これにより、地域の雇用を創出し、うなぎの蒲焼をふるさと納税の返礼品として提供します。

鞍手町は自然豊かで、良い水源にも恵まれている一方、2040年には若い世代の人口が半減する予測が立てられ、「消滅可能性都市」としての危機感を抱えています。こうした状況を打開すべく、地域資源を生かした事業の展開が求められています。

目指すビジョン

「日本の食文化を代表するうなぎを、鞍手町から全国へ届けたい」と語るHOMIEは、地域ならではのうなぎの魅力を発信し、さらなる雇用の確保や移住促進といった地域活性化を図ります。地元住民の生活基盤を強化し、町の魅力を高める一助ともなるでしょう。

寄附金は「福岡県鞍手町産うなぎ」のブランド化や町の活性化に使われ、地域の未来を担う重要な資源となります。鞍手町は、すでに交通アクセスが良好で、都市部への近さを活かして、今後も地域振興活動に注力していく方針です。

鞍手町の魅力とは？

鞍手町は、福岡市からのアクセスが優れた場所に位置しており、都会的な利便性と田舎らしい自然の調和が魅力です。地元特産品としては、プリッとした白身と濃厚な味わいの黄身が特徴的な「味宝卵」や、みずみずしい果肉が楽しめる「至福フルーツ大福」などがあり、料理の素材としても注目されています。

ふるなびについて

「ふるなび」は、ふるさと納税を通じて地域への寄附を促進し、全国の市町村を支援しています。このプラットフォームは、寄附の利便性を高めるため、スマートフォンアプリも提供しており、利用者のニーズに応えたサービスを展開しています。プロジェクトに参加することで、鞍手町のみならず、他の地域の文化や魅力を発見する機会にも繋がります。