むなかた海守り隊
2025-08-15 13:06:21

子供たちが学ぶ海の大切さ!むなかた海守り隊の体験プログラム

海と日本プロジェクトを通じて学ぶ



福岡県の宗像市で行われた「海と日本プロジェクト✕むなかた海守り隊」は、未来を担う小学生を対象に、海の環境保護について実地で学ぶ貴重な体験プログラムです。このイベントは、地元の海を守り、次世代に引き継ぐための活動の一環であり、さまざまな体験を通じて海の大切さを子供たちに伝えています。

イベントの概要


開催日は2025年8月5日(火)から8月6日(水)で、参加人数は小学校5~6年生の20名。プログラムは、RKB毎日放送会館や宗像市内の漁港、大島にて行われました。この活動は、RKB毎日放送、宗像市、鐘崎漁協といった協力団体のおかげで実現しました。

プログラムの詳細


1日目: 鐘崎漁港と大島へ



  • - 任命式: 午前8時30分にRKB放送会館で任命式が行われ、子供たちの活動が正式にスタートしました。
  • - 座学: 漁業の現状を学ぶため、鐘崎漁港で漁師の中川智裕さんによる講義。福岡県随一の水揚げ量を誇る地域ですが、課題も多いことがわかりました。
  • - 体験学習: 大型漁船に乗ったり、活魚センターで魚たちを見学したりして、リアルな漁業を体験しました。
  • - 地魚の味わい: 宗像の地魚を使用した刺身定食を宗像海人食堂やっさんで楽しみ、ここでも海の豊かさを実感しました。
  • - 塩作り体験: 大島では、伝統的な塩作りを学び、実際に直焚き製法を手伝いました。出来たての塩の味を体感することができました。

2日目: ビーチクリーンと魚捌き



  • - ビーチクリーン体験: 宿泊先の玄海の家のそばのビーチで清掃活動。マイクロプラスチックが多く存在することに気づき、海洋ごみの問題を身近に感じました。
  • - 商品デザイン: 初日の塩作りで得た知識をもとに、大島の塩のオリジナルラベルをデザイン。子供たちの斬新な視点が光ります。
  • - 魚捌き体験: 玄ちゃんアジを実際に捌き、蒲鉾作りに挑戦。料理研究家の佐藤先生からの指導を受けながら、みんなで美味しくいただきました。
  • - 海女さんの話: 漁をする海女についての講話を受け、歴史的な背景や海の現状について深く学びました。

最終発表


プログラムの集大成として、それぞれの班が学んだことを発表しました。自分たちの学びをまとめ、Google Classroomを通じて発表する様子は生き生きとしており、緊張もありながらも各班の工夫が感じられました。後日、この発表はYouTubeで配信される予定です。

まとめ


むなかた海守り隊の活動は、海を介して子供たちの意識を高める貴重な機会でした。この経験を通じて、子供たちが未来の海を守る担い手となってくれることを願っています。海と日本プロジェクトの力によって、地域の環境意識がさらに高まることを期待したいです。

団体概要


一般社団法人 海と日本プロジェクトinふくおかは、福岡の海を未来につなげるため、地域企業や団体と連携し、海のことを考えるきっかけを作る活動を行っています。詳しくは公式サイト(海と日本プロジェクトinふくおか)をご覧ください。


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