スマホ決済時代の海外旅行と現金事情とは
2026年の海外旅行においては、キャッシュレス決済が主流となりつつありますが、実際には多数の旅行者が手元に現金を必要としています。株式会社ポケットチェンジとグローバルWiFi®が行った調査に基づき、最近の海外旅行者168名の「現金事情」を探ります。
完全キャッシュレスへの道のり
調査に参加した旅行者の中で、67.6%がキャッシュレス決済を中心に利用しました。その中でも、現金を一切使わなかった割合はわずか23.0%。77.0%の方々は、何らかの形で現金を使用しているという結果が出ています。これを見ても、完全キャッシュレスでの旅行はまだ難しいことがわかります。
現金が必要だった具体的な場面
旅行中に現金が必要となったシチュエーションを見てみると、特に多かったのはレストランやカフェでの支払い(54.1%)でした。この他、買い物(41.9%)、屋台での飲食(33.8%)、バスや電車などの交通機関(29.7%)でも現金決済が求められるケースは多かったです。デジタル決済が進んでいるとはいえ、現金が必要な場面は依然として存在します。
渡航先別の決済事情
調査では、アジア圏と欧米圏の旅行者での決済文化の違いが明確に表れました。欧米では、キャッシュレス中心の層が77.8%に達しましたが、アジア圏では60.0%がキャッシュレス中心であったものの、現金派も22.2%を占めています。これは、現金を持っていることが「万が一のため」として根強く残っていることを意味します。
旅行中の現金使用状況
旅中に現金で支払った額について、「3万円以下」と答えた人が全体の70.3%に達しました。特に、欧米行きの旅行者では現金をほとんど使わない傾向が強く見られました。その一方、アジア圏の旅行者ではまとまった現金を使うケースも多く、旅行スタイルによる差異が浮かび上がりました。
外貨余らせ問題
調査では、旅行で持っていった現金を使い切れたと答えたのはわずか2.7%。97.3%の人々は帰国時に外貨を残してしまっています。さらに、81.5%は「現金を保管している」と答えており、手数料を考慮し、両替を避ける傾向が明らかになりました。
タンス外貨の実態
過去の旅行も含めて家にある外貨について尋ねた結果、90.5%の人が「タンス外貨」を保有していると回答しました。その大半は硬貨で、これを再両替できる場所が限られているため、家庭内に放置されている現実が伺えました。
デジタル決済中心層でも外貨は余る
キャッシュレス決済に特化した旅行者でも90.0%が外貨を自宅に持ち帰っているという結果が示されました。旅行の決済手段をデジタル化しても、余った現金が放置される問題は依然として存在しています。
ポケットチェンジを通じた解決策
自宅に不必要になった外貨を有効活用する方法として、「ポケットチェンジ」が提供する外貨から電子マネーへの交換サービスがあります。まだ知名度は低いものの、62.4%の人が利用希望を示しました。このサービスを通じて、手軽に外貨を整理できる可能性があります。空港だけでなく、街中の様々な場所に設置されており、会員登録も不要です。手元の外貨を処理する際には、ぜひこの便利なサービスを活用してみてください。
このように、海外旅行者にとっても、キャッシュレスの便利さと現金の必要性が共存していることがうかがえます。今後の旅行プランにおいては、これらの実態を意識しながら準備を進めてみてはいかがでしょうか?