医療法人すずらん会 たろうクリニックとCrossLogの出会い
福岡の地にある医療法人すずらん会 たろうクリニックは、特に認知症や循環器系の疾患に特化した訪問診療を提供しています。院長の内田直樹博士は、豊富な診療経験を背景に、幅広い分野の医師たちと共に質の高い医療を心がけています。しかし、診療の効率化を進める中で、彼らは新たな課題に直面しました。それが、スケジュール管理の煩雑さです。
スケジュール管理の課題
これまでのたろうクリニックでは、スケジュール管理を優秀な担当者がエクセルを用いて行っていました。しかし、この方法にはいくつかの問題がありました。一人の担当者が全てを管理しているため、担当者が不在の日には、診療スケジュールの調整が難しくなってしまうのです。また、エクセルを使用することによる同時編集の限界も課題として挙げられました。これにより、医療者全体が持つべき情報が一人の担当者に依存する状況が生まれていたのです。
CrossLog導入の決断
そこで、たろうクリニックは「CrossLog」という訪問診療専用のスケジュール管理システムを導入することを決定しました。このシステムの導入を通じてスタッフ全員がスムーズにスケジュールを管理できる体制を目指しました。
導入後のメリット
CrossLogの導入後、いくつかの顕著な効果が見られました。
1.
属人化の解消とアクセス性の向上
スケジュール管理が直感的に行えるようになり、院長である内田氏自身も出張や講演がある際に、システムから即座に予定変更が可能になりました。これにより、非常に高い柔軟性を持つことができるようになりました。
2.
業務の効率化と時間短縮
車載ナビへのスケジュール手入力が不要となり、往診スケジュールの調整もスムーズに行えるようになりました。これにより、作業時間が大幅に短縮される結果となりました。
3.
カルテ連携による業務負担の軽減
CrossLogは、電子カルテとのAPI連携も実現。これにより、片方に情報を入力すれば自動で他方に反映されるシステムへと進化しました。この仕組みにより、スタッフの業務の負担が大いに軽減されることとなりました。
インタビュー動画の公開
CrossLog導入の経緯や実際の効果をまとめたインタビュー動画も公開されています。この動画では、たろうクリニックのスタッフがどのように新しいシステムを活用しているのかを詳しく見ることができます。ぜひご覧ください。
導入事例集の提供
さらに、CrossLogでは、スケジュール管理を効果的に改善した8つの事例をまとめた導入事例集が提供されています。訪問診療の現場で役立つ具体的な改善ポイントや機能について詳しく解説されています。この事例集は、実際に医療業界で運営されている方々にとって大変参考になる情報源となるでしょう。
CrossLogについてのまとめ
CrossLogは、医療現場における業務効率化を目指して開発されたシステムです。このシステムを通じて、医療従事者は本来の医療に専念できる環境を整え、結果として患者さんへのサービス向上に寄与することが期待されています。医療現場のデジタル化が進む中、CrossLogはその一端を担う存在となるでしょう。
リンク:
CrossLog公式サイト
もし今後の導入を検討している方がいれば、ぜひこの事例を参考にして頂きたいと思います。