アビスパ福岡と紙資源が織りなす新たな地域貢献プロジェクト

アビスパ福岡と株式会社紙資源がサステナブルな地域貢献に向けて手を組む

福岡市東区に本社を持つ株式会社紙資源が、Jリーグクラブ・アビスパ福岡とのシャレンパートナー契約を締結しました。この契約は2025年を見据えたもので、アビスパ福岡が推進する社会連携活動「FUKUOKA TAKE ACTION！」に共感した結果実現しました。この取り組みは、資源リサイクル業界から初の関与ともなり、スポーツと環境、地域社会のつながりを重視した新しい形の社会貢献の方法を模索しています。

新プロジェクト「エコパスチャレンジ」の概要

このプロジェクトは、本業を通じた社会貢献を中心に据え、「エコパスチャレンジ」と名付けられました。福岡県内から集められたリサイクル資源を活用し、その収益の一部をアビスパ福岡の応援及び社会貢献活動へ還元します。このモデルの目標は、環境への負荷を軽減しつつ地域貢献を行うことです。

特に注目すべきは、プロジェクトの第一弾として、アビスパ福岡のチームカラーであるネイビーカラーのオリジナルトイレットペーパーの製作が計画されている点です。この製品はリサイクル原料を使って製造され、アビスパ福岡関連施設や地域の関係施設などに寄贈される予定です。これにより、「身近なSDGs」を地域に根づかせること、市街にネイビーカラーを増やすこと、さらには本業を通じた社会貢献の実現を目指します。

具体的な取り組みの内容と今後の展望

「エコパスチャレンジ」の具体的な内容は、福岡県内から集めた古紙や他の資源の回収・再資源化を行い、その収益を用いてアビスパ福岡を応援することが中心です。この活動を通じて、地域企業や団体との連携を広げ、回収活動や寄付のネットワークを拡大していく計画です。

シャレンとは

この取り組みは、Jリーグが推進する「社会連携活動（シャレン）」の一環でもあります。シャレンは、地域が抱える様々な課題に対して、クラブと企業、自治体、学校などが協力しながら解決を目指す活動です。アビスパ福岡が牽引する「FUKUOKA TAKE ACTION！」プロジェクトは、「教育」「社会」「まちづくり」をテーマに、持続可能な地域社会の実現を目指しています。

株式会社紙資源の理念と事業展開

株式会社紙資源は、創業44年を迎えるリサイクル業者で、福岡市東区に本社を構えています。『すべてを資源に』を理念に掲げ、紙だけでなく鉄やプラスチック、古着のリユース、機密文書の処理など幅広い分野でリサイクル事業を展開しています。このような活動を通じて、地域社会との共生や循環型社会の実現を目指しています。今後、地域との連携を通じて、さらなる貢献が期待されます。