久留米市の新たな交通手段
2025-12-01 11:19:25

久留米市でシェアサイクル『チャリチャリ』の利用促進実験が始まりました!

久留米市でのシェアサイクル『チャリチャリ』の新しい取り組み



2023年12月1日、久留米市の宮ノ陣地区でシェアサイクルサービス『チャリチャリ』による新たなモビリティ・ハブの社会実験がスタートしました。この実験は、鉄道駅との接続強化を目指すもので、地域の回遊性を向上させることを目的としています。

シェアサイクル『チャリチャリ』とは?



『チャリチャリ』は簡単に利用できるシェアサイクルサービスで、スマートフォンアプリを使って専用の赤い自転車の鍵を開け、すぐに乗ることができます。料金は、通常の自転車が1分7円、電動アシスト自転車が1分17円と、手軽に利用できる価格設定になっています。福岡圏内では2018年2月からサービスを提供しており、これまでに累計で4,000万回以上の利用がされています。

久留米市における広がり



久留米では、約280台の自転車と100か所以上の駐輪ポートを展開し、様々な地点に駐輪スペースを設置しています。特に、JR久留米駅や西鉄久留米駅などの交通結節点に加え、公共施設や商業施設、病院などの近隣にもポートを設置し、地域住民の利便性を高めています。2025年にはさらなる拡充を予定しており、新たに宮ノ陣・小森野エリアにもサービスを提供する予定です。

宮ノ陣地区におけるモビリティ・ハブ社会実験の意義



宮ノ陣地区は、急行電車が停車する西鉄宮の陣駅を持ちながら、駅に接続する路線バスがないため、移動手段が不足しています。そこで久留米市が提案したのが、シェアサイクルや電動シートボードを配備した「モビリティ・ハブ」の設置です。このプロジェクトは、国土交通省により本年度の現地実証実験として九州では唯一採択されたもので、地域内の便利で快適な移動環境整備を目的としています。これにより、地域住民の交通の選択肢が増えることが期待されています。

地元との連携と実証実験



チャリチャリ社は、今回の社会実験に参加することで、「まちの移動のつぎの習慣をつくる」というミッションを実現し、地域の交通や移動課題の解決に取り組んでいます。11月26日には、地域の企業や医療機関など80名が参加するシェアサイクルと電動シートボードの試乗会を実施し、利用方法や交通ルールの説明を行いました。

そして、実証実験の一環として、12月1日からは西鉄宮の陣駅や五郎丸駅を利用する方々に向けて、期間限定のチャリチャリライドチケットを提供しています。これにより、より多くの人にシェアサイクルの利用を促進しながら、公共交通の利用も引き上げる狙いです。

まとめ



久留米市の宮ノ陣地区におけるシェアサイクル『チャリチャリ』の取り組みは、地域の移動環境の改善に向けた重要なステップです。地域に密着したサービスを通じて、公共交通機関の利用促進や地域の活性化を目指すこの実験がどのように進展していくのか、期待が高まります。地元企業や行政との連携を強化しながら、住民のニーズに応えられる交通手段の構築に挑戦するチャリチャリの今後に注目です。


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