アルマデグループが九州産業大学へ寄付 - 地域を支える新たな取り組み
福岡市に本社を置く総合不動産業のアルマデグループは、この度、株式会社筑邦銀行を引受先としたSDGs私募債「ちくぎん地域応援私募債」を発行し、その一部を母校である九州産業大学に寄付しました。この取り組みは、資金調達だけでなく、地域への還元を目指すもので、企業の成長と社会貢献の両立を図っています。
民泊のトップランナーとしての誇り
アルマデグループは、福岡県における民泊事業でも先駆的な存在であり、Airbnbの公式パートナーとして50棟以上の戸建型民泊やホテルを展開しています。2023年には訪日外国人観光客数が急増し、年内には新たに60棟を管理する見込みです。平均稼働率は80%以上を維持しており、月間宿泊者数も5000人を超えています。
この状況において、メディアでも「福岡における民泊のパイオニア」として紹介されることが多く、地域の観光を支えると同時に、オーナーにとって新たな資産形成の手段となっているのが特徴です。
持続可能な地域社会の実現に向けた新たな挑戦
アルマデグループは、活用されていない空き家や遊休不動産を民泊施設に再生し、地域のトラブル解消や景観保全に努めています。その過程で、清掃・運営を担当するスタッフを雇用し、特に子育て中の女性や地域の人材が安心して働ける環境を提供しています。
「360°の楽しさ・面白さ・幸せを創る」という理念の下、地域社会に価値を還元し、持続可能なまちづくりを推進しています。これは単なる不動産ビジネスを越えた「舞台のようなまちづくり」を目指している証です。
民泊業界の発展に向けた正しい知識の普及
また、民泊業界全体の健全化にも力を注いでおり、誤解や不安を解消するためのセミナーを開催しています。これにより、「民泊=グレー」という印象を取り除き、地域活性化に繋がる資産活用の重要性を広めています。セミナーでは、法利用や行政手続き、収益モデルを具体的に解説し、多くの受講者から支持を得ています。
次回のセミナーは2025年10月16日に、アルマデグループ本社にて開催される予定で、参加対象は不動産関連の業者及びオーナーとなります。参加は無料ですが、事前の申込が必要です。
代表からのメッセージ
グループ代表の本田幸一郎氏は、かつての民泊法整備を背景に精力的に事業を推進してきたことを述べ、行政からのサポートも受けながら地域のニーズに応えるプランを提案していく意気込みを見せています。今後も地域貢献や持続可能な社会の実現に向けて、さらに努力を続けていくとのこと。
アルマデグループの概要
- - 設立 : 2009年4月1日
- - 本社所在地 : 福岡市博多区御供所町 12-1 JCI御供所ビル2F
- - 事業内容 : 不動産の売買、民泊運営等
- - 従業員数 : 21人
- - 公式サイト : アルマデグループ公式サイト
福岡を舞台にしたアルマデグループの取り組みが、地域にどんな影響をもたらすのか、今後の活動にも大きく注目が集まります。