2026年版ペット飼育者調査、物価上昇が家計に影響を及ぼす
2026年2月、アイペット損害保険株式会社が行ったペットの支出に関する調査が発表されました。この調査によれば、全国の犬・猫飼い主1,000名を対象に、2025年のペット関連支出についての現状が浮き彫りになっています。特に物価上昇が家計に及ぼす影響や、飼い主たちの対策について、多くの興味深いデータが得られました。
物価上昇の実感
調査結果によると、飼い主の約74%が物価の高騰が支出に影響を与えていると感じています。特に「フード・おやつ代」に関しては、約44%の回答者が値上がりを実感しており、多くの家庭での経済的負担が増大していることが分かります。ペットに対する愛情から、必要な出費は致し方ないとする声も多いですが、日常の生活費にも大きな影響が及ぶとあって、頭を悩ませている飼い主が多いようです。
支出の内訳:フード、診療費が主要な支出項目
最も多く支出されているのは「フード・おやつ代」で、これが全体の約40%を占めています。特に猫の飼い主では、この割合がさらに高く、55%を超える結果となりました。また、10歳以上のペットを飼う家庭では、「病気・ケガの診療費」が、10歳未満のペットに比べてほぼ2倍の負担となり、年齢が上がることによる出費の増加が顕著に表れています。これにより、飼い主はペットの健康維持に一層の注意を払わなければならなくなっているのです。
物価高対策を実施しない飼い主も多数
調査によると、約67%の飼い主が物価高対策を行っていないと回答しています。特に10歳以上のペットを飼う飼い主は、71%が対策を講じていないという結果が出ており、年齢が上がるほどその傾向が強いことがわかります。お気に入りのフードや治療を優先するあまり、支出見直しができていないという現状が浮かび上がります。
飼い主自身の支出見直し
一方で、ペットのための費用を確保するために、自身の支出を見直した飼い主は約58%に上ります。特に注目すべきは、「外食費」や「自炊の食費」を見直したとする回答が多く、生活の質を保ちながらも経済的な工夫をしている様子が伺えます。飼い主たちは、愛するペットのための出費を優先する一方で、生活全般を見直すことが求められているのです。
物価高でも代用したくない項目
物価が上昇している中でも、飼い主たちが代用したくない支出としては、「フード」が約48%で最多となり、ペットの健康や快適な生活に直結する支出については妥協しない姿勢が表れています。次いで「おやつ」や「トイレ用品」も大事な支出項目として比重が高く、これもやはりペットの健康維持や生活の質を大切にする飼い主の気持ちを反映しています。
結論:愛情と経済の狭間での奮闘
まとめると、物価上昇の影響を受けながらも、飼い主たちは愛するペットのためには出費を惜しまないという姿勢を強く持っていることが今回の調査から分かりました。その一方で、日々の生活費や突発的な治療費が家計に与える影響も無視できない現状。アイペット損保は、飼い主とペットがともに幸せに過ごせるよう、様々なサポートを引き続き行っていきます。今後もペットとの生活を大切にするための情報提供に努めてまいります。