福智町の新酒蔵
2025-03-06 20:28:18

福智町発、サケの未来を描く新酒蔵プロジェクトが始動!

福智町から世界へ、酒の未来を創造する挑戦



福岡県田川郡福智町に新たな酒蔵、天郷醸造所が2025年にオープン予定です。代表の中山雄介氏が掲げる目標は大きく3つ、地域の再興、日本酒文化の発展、そして日本人の誇りの回復です。このプロジェクトは地元水や米の活用を通じて新たなクラフトサケを生み出すことを目的としています。

地元への感謝と地域振興


中山氏は、福智町の特性を生かし、地元産の米を使った酒造りに挑戦しています。特に注目されているのが無農薬で育てられるヒノヒカリです。この米は福智町の大地が育んだものであり、地元の農家との協力によって実現しています。彼は、福智町を訪れる人々に、この地域の魅力を感じてもらい、新たな観光資源としての可能性を広げたいと考えています。

日本酒業界の再興


日本酒は、かつての盛況とは裏腹に、近年では国内市場が縮小していますが、海外での人気は高まっています。この潮流を受け、中山氏は日本酒が持つ独自の魅力を再評価し、文化の発信源としての役割を果たすことを目指しています。ユネスコの無形文化遺産として登録された日本の酒造りの伝統を守りながら、現代の感覚に合った新しいスタイルを取り入れることで、業界全体の活性化につなげる意欲を示しています。

日本人の精神性の再発見


中山氏は、古来の日本の精神性や、伝統行事の重要性についても言及しています。彼は、人々が集い、酒を酌み交わし、心の豊かさを共有することが、日本の文化の根幹であると考えています。近代社会では人とのつながりが薄れがちですが、酒造りを通じて、その絆を復活させたいという思いを持っています。これらの活動が、地域の誇りや日本酒文化の新たな理解につながることを期待しています。

こだわりの酒造り


天郷醸造所が製造するクラフトサケ「在る宵」は、地域の土壌が育んだ新たな味わいを追求します。美味しい酒造りには欠かせない米には、地元の特産である山田錦や無農薬ヒノヒカリが使用され、質の高い酒を生み出すための情報収集が日々行われています。また、酒造りに使われる水も重要な要素です。福智山の自然の恵みを受けたミネラル豊富な水は、酵母の働きを助け、酒の発酵を促します。

季節の恵みをいかした独自の風味


福智町で栽培される無農薬の果物やハーブも、お酒に独特な風味をもたらします。これらの副原料は、酒造りのメイン素材とともに、地域ならではの文化や風土を感じさせる要素となります。また、季節によって変わる自然の表情を反映した酒造りを実現することで、より多くの人に福智町の繊細さと深さを伝えたいと考えています。

クラウドファンディングでの挑戦


現在、天郷醸造所のプロジェクトは、CAMPFIREにてクラウドファンディング募集中です。この資金は、新酒蔵建設に必要な資源や設備投資に充てられ、地域へのリターンとして、サケ作りのコラボレーションや酒蔵ツアーなどが用意されています。

未来への展望


天郷醸造所は2025年5月にオープンし、その後すぐにリターンの発送を予定しています。地元の方々と共に育ててきた想いと、福智町の魅力を広く発信するための努力が、これからどのように結実していくのか、楽しみです。ぜひ、皆さんもこの挑戦の一部として参加し、福智町から生まれる新たな風を感じてみてください。


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