地域のIT支援事業者、シンクリモートが2025年度「IT導入補助金制度」に認定

福岡・北九州からスタートした株式会社クアンドが、最新の遠隔ビデオ通話ツール「SynQ Remote（シンクリモート）」を開発・提供しており、2025年度のIT導入補助金制度においてIT導入支援事業者として認定されました。この認定により、同社は中小企業や小規模事業者に向けて、デジタルトランスフォーメーション（DX）の推進を強力に支援することが可能となります。

IT導入補助金とは？

まず、IT導入補助金についてご説明します。この制度は、中小企業や小規模事業者の労働生産性向上を目的として、業務の効率化やITツールの導入を促進するための補助金です。IT導入を行うことで、企業の業務がどのように改善されるのか、非常に重要なポイントになります。詳細については公式サイトをご覧ください。

認定にあたっては、所定の申請や審査が求められますので、もし補助金の利活用を考えている事業者様は、シンクリモートの営業担当にご相談下さい。

補助金の対象と経費区分

「SynQ Remote」を新たに導入する企業は補助金の対象となります。具体的には、製造や建設、運輸に関わる業種の企業で、資本金が3億円以下、または従業員数が300人以下の法人や個人事業主が該当します。

補助対象となる経費には、ソフトウェアの購入費やクラウド利用料（最大2年分）、さらには導入に関する関連費が含まれます。補助金の額は、申請対象額の最大50%まで、上限は5万から150万円未満に設定されています。

交付と申請期間

補助金の申請は、2025年度に3回の締め切りが設けられています。

- 第1次締め切り：2025年5月12日
- 第2次締め切り：2025年6月16日
- 第3次締め切り：2025年7月18日

交付決定日は、各締切りごとに設けられているため、申請のタイミングを逃さないように気を付けましょう。

SynQ Remoteの特長

「SynQ Remote」は建設・製造の現場に特化した遠隔ビデオ通話ツールです。離れた場所にいる管理者と現場の担当者をリアルタイムで繋ぎ、効率的なコミュニケーションを可能にします。たとえば、点検や施工指示の際に、ポインタを使って具体的な指示を出すことができるため、口頭での指示よりも正確に情報を共有できます。

このように、シンクリモートは人手不足や労働作業の効率化を解決するためのツールとして、多くの企業に導入されており、現場でのコミュニケーションの質を向上させています。すでに全国の約130社において、この機能を活用しているという実績があります。

会社情報

株式会社クアンドは「地域産業・レガシー産業のアップデート」をミッションに掲げ、社会課題である「技術者不足・労働力不足」に対処するために「移動時間の削減」を重視したビデオ通話ツールを開発しました。2020年11月に「SynQ Remote」をリリースし、2023年には経済産業省のスタートアップ育成プログラムにも選定されています。

詳しい情報や導入事例は公式サイトや製品ページをご覧ください。

今後もシンクリモートは、多くの現場でのIT活用を進め、多様な課題解決に貢献していくことでしょう。