小児歯科教育の新展開
2026-03-23 16:51:28

小児歯科教育を変える!ロボット「Pedia_Roid」が欧州初登場

小児歯科教育を変革するロボット「Pedia_Roid」



株式会社テムザックが開発した、小児歯科患者型シミュレーターロボット「Pedia_Roid」がこのたびポーランドのルブリン医科大学(Medical University of Lublin)に導入され、2026年2月より実際のトレーニングに使われることになりました。この導入は、Pedia_Roidが欧州で初めての事例となります。

Pedia_Roidは日本国内で既に実習に活用されており、子どもたちの治療に必要な技術を習得するために特化したロボットです。歯学部のシミュレーションセンターに設置され、学生たちは実際の臨床現場に近い環境でトレーニングを行うことができるため、将来の患者対応能力の向上が期待されています。

医療教育におけるロボットの必要性


従来、歯科教育は静的な模型(ファントム)を使用したトレーニングが主流でした。しかし、実際の診療現場は、【患者が突然動いたり】【情緒的な変化によって行動が変わったり】【体調が急変することがある】など、動的で複雑な状況が頻繁に発生します。
特に、小児歯科の現場では、子どもに対する対応が治療の成否を左右するため、これらの状況を十分に再現することが重要です。また、小児患者に特化した臨床実習の機会が限られていることも、学生の実践的技術習得の障壁となっていました。

こうした課題を解決するために、Pedia_Roidは開発されたのです。治療を嫌がる子どもの行動や、病状の急変といった状況をリアルにシミュレーションでき、感情の表現や身体反応の変化をしっかりと反映します。これにより、学生は実際の診療に必要な技術だけでなく、患者への接し方や一次救命処置のトレーニングも同時に行える環境が提供されます。

Pedia_Roidの特長


小児患者の行動をリアルに再現


Pedia_Roidは、小児患者の特有の行動や反応を忠実に再現します。これにより、学生はただ技術を学ぶだけでなく、実践的な患者対応力の向上にも役立ちます。

緊急事態へのシミュレーション


歯科診療中に起こりうる緊急事態の訓練も可能です。安全な環境でこれらのシミュレーションを行うことで、学生の危機対応能力の向上が図られます。

名称 Pedia_Roid(ペディアロイド)
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サイズ 身長110cm(5~6歳想定)、体重23kg
素材 シリコン
機能 - 小児歯科治療トレーニング(感情表現、動きの再現など) - 緊急対応トレーニング(脈拍、呼吸音の聴診など)

操作はPCやタブレットを通じてできます。

未来への展望


テムザックは今後も医療教育のためのロボティクス技術を開発し、より安全で高度な医療教育環境の構築に尽力します。シミュレーション技術とロボティクスを組み合わせたトレーニングシステムを、世界中の教育機関に提供することで、次世代の医療人材育成に寄与していきます。

テムザックのウェブサイトや、Pedia_Roidの動画もぜひご覧ください。教育の革新がここにあります。


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