福岡~長門・萩線の運行開始
2025年7月1日(火)より、高速バス「福岡~長門・萩線」が試行運行を開始します。この新路線は、西日本鉄道株式会社(西鉄)と防長交通株式会社が共同で運行し、福岡と山口県長門市・萩市を直接結ぶものです。
新路線の概要
本路線は、2022年7月から運行されている「福岡~長門湯本温泉線」を延伸し、長門市の奥深い文化や自然を求める観光客にとって非常に便利な選択肢となります。福岡からはダイレクトに長門・萩市を訪れることができ、長門市の古い伝統的な街並みや、萩市の豊かな歴史文化にアクセスしやすくなります。
運行便は、博多バスターミナルを出発し、西鉄天神高速バスターミナルを経て、長門市および萩市へ向かう2往復4便が設定されています。特に、所要時間は西鉄天神高速バスターミナルから長門湯本温泉まで約2時間45分、萩バスセンターまで約3時間30分と、快適に移動できる時間帯での運行が予定されています。また、車両は定員27名の3列シートで、トイレが完備されており、スマフォンの充電やWi-Fi利用も可能です。
周辺観光の魅力
長門市は、魅力的な観光地が点在しており、長門湯本温泉などの温泉地もあり宿泊とも気軽に組み合わせることができます。萩市は「明治維新胎動の地」として知られ、吉田松陰や高杉晋作、伊藤博文など偉大な人物にまつわる史跡が多く残っています。さらに、世界遺産である「明治日本の産業革命遺産」や、萩市独自の「萩ジオパーク」など、文化財と自然の両方を楽しむことができるスポットが充実しています。
※運行開始に際して、運行時刻や運賃については2025年5月中旬に改めてお知らせ予定です。気軽にお出かけができる新たな交通手段として、多くの方に利用されることでしょう。
興味ある方は、西鉄グループおよび防長交通の公式ウェブサイトをチェックしてみてください。
福岡からのアクセスが向上する新たな試行運行に期待が高まります。