水素含有ゼリーの効果が自律神経を安定化、健康維持に寄与か
水素含有ゼリーが自律神経を安定化の可能性
2024年5月から11月にかけて、株式会社新菱と慶應義塾大学医学部スポーツ医学総合センターが共同で行った研究において、水素を含むゼリーの摂取が自律神経バランスを安定化させる可能性が確認されました。本研究の成果は、健常成人50名を対象にした二重盲検ランダム化クロスオーバー比較試験で得られ、心拍変動(HRV)への有意な影響を示しています。
研究の背景
自律神経は心拍、呼吸、体温などの生命維持機能を調整する重要な役割を果たしており、ストレスや睡眠不足などによって影響を受けやすいです。近年の研究では、水素分子が細胞内の酸化ストレスを抑制し、生理機能を調整する可能性が報告されています。株式会社新菱は、常温で高濃度の水素を保持できるゼリー技術を開発し、その有効性を科学的に検証するために共同研究を行いました。
研究の概要
本研究は慶應義塾大学医学部との共同で実施され、対象者は健常成人50名。水素含有ゼリーを24時間前、1.5時間前、試験直前に摂取し、起立負荷試験における心拍変動を評価しました。評価項目には心拍変動係数(CVRR)や交感神経と副交感神経のバランスを示すLF/HF比が含まれています。
主要な結果
研究の結果、起立負荷時にCVRRが有意に低下し、座位に戻した際にはLFとLF/HF比の低下が認められました。これは交感神経の過剰反応を抑制し、副交感神経の活動を促進することを示唆しています。つまり、水素含有ゼリーの摂取がストレスや姿勢変化による自律神経の安定化に寄与する可能性があることが示されました。
研究の意義と今後の展望
今回の研究成果は、水素含有ゼリーが自律神経に直接的な影響を与え、それがストレス緩和や睡眠の質向上、疲労回復といった健康増進につながる可能性を示しています。今後は、長期摂取効果や臨床での応用に向けた研究をさらに進めていく予定です。
参考文献
本研究の詳細は、国際的医学データベース「medRxiv」で公開されており、査読を受けています。研究論文は、「Hydrogen-rich jelly exhibits a positive effect on heart rate variability during orthostatic loading in healthy adults: A pilot randomized trial」と題されています。
株式会社新菱の取り組み
新菱は化学技術を活用し、高濃度水素基材を美容や健康の分野で応用し続けています。今後も科学的根拠に基づいたヘルスケア製品の研究開発を進め、「エビデンスから信頼を生み出すブランド」として社会に貢献していく所存です。