桐箪笥の新しき試み
2025-11-06 14:11:26

桐箪笥を活かした焼桐の保管箱が世界へ!大川家具ドットコムの挑戦

日本の知恵を受け継ぐ、新しいキッチンアイテム



日本の気候に適応した「桐」は、湿度の変化を調整する優れた素材です。このたび、大川市にあるオンライン家具店「大川家具ドットコム」が、桐箪笥の老舗「桐箪笥 和光」との共同プロジェクトとして、焼桐仕上げの新たな保管箱「The Burnt Paulownia Bread Box」をクラウドファンディングで発表しました。

桐の知恵を現代へ



桐は、軽量かつ通気性に優れ、湿度を吸収・放出する性質を持っています。この特徴を活かし、現代の台所に最適化したのがこの焼桐のブレッドボックスです。炭化させた表面仕上げにより、見た目と実用性の両方を兼ね備えています。さらに、この製品は電気を使用せず、置くだけで食品の湿度管理ができるという革新的な特徴があります。パンだけでなく、乾物や茶葉、乾き菓子などの保管にも最適です。

プロジェクトの背景



日本の家づくりや道具づくりは、四季のはっきりした気候が影響しています。特に、梅雨と冬の湿度の変化に対応するため、桐は選ばれ続けてきました。大川家具ドットコムは、この伝統的な素材を使い、今の生活スタイルに合ったアイテムを提案することを目的としています。今回のプロジェクトは、特に海外市場、特にアメリカにおける受容性を検証しながら、大川市の産業を支えることを目指しています。

使用方法と特徴



新しいブレッドボックスは、ただの収納箱ではありません。以下のように多様な使い方が可能です。
  • - パンの保管:冷蔵庫ではなく、常温で管理しやすい場所に置くことで、季節の湿度変化を緩和します。
  • - 乾物の保管:海苔や昆布、かつお節、さらに煮干しや干し椎茸も、袋や密封容器のまま収納できます。
  • - 茶葉や乾き菓子:直射日光を避ける位置で保管し、香りと風味を保ちます。

この保管箱は、伝統技術をを現代の暮らしに役立てるために設計されています。

なぜクラウドファンディング?



このプロジェクトは、特定の支援規模に応じた生産体制を実施するため、クラウドファンディングを利用しています。応援者からのフィードバックをもとに素材やデザインを適宜調整し、継続的に品質を維持することを目指しています。また、進捗状況も公開し、支援者と共に製品を磨き上げるプロセスを重視しています。

最後に



大川家具ドットコム代表は、「私たちの使命は、日本の精巧な木工技術を世界に広めることです。桐の知恵を活かした道具を通して、現代の台所に新しい価値を提供したい」と語っています。クラウドファンディングを通じて、材料選別や製造過程の透明性を確保しながら、国境を越えて日本の良さを届ける活動を続けています。

このプロジェクトに興味のある方は、ぜひこちらの支援ページを訪れて応援してみてください。日本の伝統と現代の生活が交差する、新たなキッチンアイテムに出会えます。


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