福岡市に誕生した最先端のライフサイエンス拠点『エフラボ九大病院』
2026年1月、福岡市東区に新しく開業する『エフラボ九大病院』は、九州大学病院のキャンパス内に位置し、ライフサイエンス企業向けの賃貸型ウェットラボや創業支援施設として注目されています。これは国内で初めての試みであり、アジアの研究拠点としての役割も果たします。この施設は、当社、福岡地所株式会社が開発を手掛けており、地域の医学・薬学分野の発展へ貢献することを目指しています。
開設の背景
福岡は、多くの高等教育機関が集まり、医学や薬学の分野で優れた人材が躍進している場所です。九州大学を中心に、様々なスタートアップが生まれています。さらに、2021年には『福岡バイオコミュニティ』が国から認定を受け、地域全体でライフサイエンス産業の振興を図る土壌も整っています。しかし、都会においては、ウェットラボを備えた施設が限られているため、研究開発環境の充実が求められていました。
『エフラボ九大病院』はそんなニーズに応え、九州大学病院と直結した立地に開設されています。アクセスも便利で、JR吉塚駅や地下鉄馬出九大病院前駅から徒歩圏内です。さらに、こちらの施設では、レンタルラボに加えて、成功したスタートアップ支援のノウハウを活かしたインキュベーション拠点『FIL.九大病院』も併設されています。
利用可能な施設と機能
『エフラボ九大病院』は、地上6階建てで、各階に様々な機能が備わっています。1階には『FIL.九大病院』が設置され、シェアラボ、コワーキングオフィス、会議室、イベントスペースなどが利用可能です。特にシェアラボでは、34種類の共通実験機器や設備が支援されており、初期投資が不要で1ベンチから利用できるため、ライフサイエンス企業の研究開発をサポートします。
2~3階には九州大学病院の次世代医療センターが入居し、最先端の医療技術を導入しています。4~6階では、ライフサイエンス系企業向けのレンタルラボが整備されており、最大1フロア1,175㎡のスペースを利用することができます。
また、実験に必要な設備が完備されているため、入居企業は無駄なコストを抑えて研究活動に専念できる環境が整っています。
パートナーシップの強化
本施設は、福岡県や九州大学病院をはじめ、多数の民間企業と連携して、利用者に対して資金調達やビジネスマッチングの機会を提供します。これにより、創業初期から市場展開阶段まで、様々な分野の専門家による支援が受けられます。特にパートナー企業やベンチャーキャピタルとの交流は、この施設を利用するスタートアップにとって大きな利点です。
また、各種セミナーやメンタリングセッションも定期的に開催され、リアルなビジネスの現場で役立つ知識とネットワークが広がることでしょう。
地元経済への寄与
福岡市におけるこの新たな施設は、地域経済にも良い影響をもたらすと期待されています。ライフサイエンス産業の発展によって新たな雇用が生まれ、地域の活性化にも寄与するでしょう。
まとめ
『エフラボ九大病院』の開業により、福岡はアジアのライフサイエンス研究の中心地としての地位を確立することが期待されています。これからの研究開発がどのように進化し、地域社会に影響を与えるのか、注目が集まるところです。ぜひ、福岡の新たな拠点である『エフラボ九大病院』に注目し、その成長を見守っていきましょう。