ヒガンバナが咲き誇る国営海の中道海浜公園の秋の魅力
ついに、残暑が和らぐ季節となり、秋の気配が漂い始めた福岡。国営海の中道海浜公園では、初秋のシンボルとも言えるヒガンバナが見頃を迎えています。毎年、多くの訪問者がこの美しい光景を楽しみにしており、今まさに4万球の赤い花が公園を彩っています。この花は中国原産で、ヒガンバナ科に属し、特に秋の風情を感じさせる花として知られています。
公園内の冒険の池周辺では、ヒガンバナの赤色が水辺や木陰を一層神秘的に演出しています。これから9月下旬にかけて、次々と咲き誇る花々や、訪れた人々の嬉しそうな笑顔が公園内を華やかに照らし出すでしょう。特に9月下旬には、おもちゃ箱花壇で観賞できる白いヒガンバナも登場するので、色合いのコントラストを楽しむチャンスです。
秋の公園での過ごし方
公園内では、ヒガンバナだけでなく、周囲の自然とも積極的にふれあうことができます。特におすすめなのが、散策の合間に動物の森を訪れること。リスザルやカピバラ、カンガルーといった可愛らしい動物たちと直接触れ合うことができ、子供から大人まで楽しめる体験が待っています。
また、2022年にオープンした『光と風の広場』では、リラックスしたり学んだり遊んだりする滞在型のレクリエーション拠点として、さまざまな活動を楽しむことができます。家族と過ごす時間や友人とのピクニックにもぴったりです。公園内では子供向けの遊具やベンチも充実していますので、安心して訪れることができます。
ヒガンバナの撮影スポット
ヒガンバナはその美しさから、写真愛好家の間でも人気です。訪れた際には、各所に設けられている撮影スポットで素敵な一枚を残してみてはいかがでしょうか。特に、冒険の池を前にしたヒガンバナの風景は、美しい水面に映りこんで、まるで絵画のような一瞬を捉えることができます。早朝や夕方の柔らかな光の中で撮影することで、より幻想的な雰囲気を楽しむことができるでしょう。
お知らせとアクセス
なお、9月中は毎週火曜日が休園日となっていますので、訪れる予定の方はご注意ください。ただし、9月23日(祝日)は開園しており、翌24日が休園日となります。訪れる際には、事前に公式ホームページ等で情報を確認することをおすすめします。
国営海の中道海浜公園は、博多湾と玄界灘に囲まれた魅力あふれる場所です。約350ヘクタールの広大な敷地では、四季折々の花々を楽しむことができ、この時期のヒガンバナは特に見逃せません。ぜひこの秋、福岡の美しい自然を感じに訪れてみてはいかがでしょうか。