セブン‐イレブン、CO2削減に挑む新戦略
日本全国で親しまれる「セブン‐イレブン」が、脱炭素社会の実現のために新たな挑戦を開始しました。それは、風力発電を利用したオフサイト型コーポレートPPA(Power Purchase Agreement)サービスを通じて、約1,800店舗でのCO2排出量を大幅に削減する取り組みです。
コーポレートPPAとは?
コーポレートPPAとは、企業が発電事業者と直接契約を結び、再生可能エネルギーから生成された電力を調達する仕組みです。今回、セブン‐イレブンが採用するこのサービスは、東北電力が提供するもので、風力および太陽光発電から得られる電力を活用します。具体的には、合計6基の発電所(風力3基、太陽光2基)が関与し、2026年から2027年にかけて順次運転を開始します。
具体的な取り組み内容
この新しい取り組みでは、株式会社ユーラスエナジーホールディングス、しろくま電力、イノベーションスタイルなど、5社が連携し、再生可能エネルギーを使用した電力供給を実施します。具体的には、以下の発電所が予定されています:
1.
ユーラス小田野沢ウインドファームⅠ(青森県にある風力発電所)
- 定格出力:12,900kW
- 運転開始予定:2027年3月1日
2.
紫雲寺風力発電所(新潟県と北蒲原郡聖籠町にある風力発電所)
- 定格出力:3,910kW
- 運転開始予定:2027年11月1日
3.
スタイルテラス蔵王太陽光発電所(宮城県にある太陽光発電所)
- 定格出力:2,230kW
- 運転開始予定:2026年2月27日
これにより、年間約5,900万kWhの電力が提供され、家庭約18,900世帯分に相当します。
セブン‐イレブンの目指すビジョン
セブン‐イレブンは、2013年度比で2020年までにCO2排出量を50%削減することを目指しており、省エネ設備の導入や店舗への太陽光パネルの設置など、さまざまな施策を進めています。風力発電を利用したPPAサービスの導入は、彼らにとって初めての試みであり、約24,000トンのCO2削減が期待されています。
しろくま電力とイノベーションスタイルの意義
しろくま電力は、グリーンエネルギーに特化した電力会社として、ソーラーカーポートや蓄電池などの開発・運営に注力しています。また、イノベーションスタイルも脱炭素社会に向けて、太陽光発電と蓄電池を中心としたエネルギーソリューションを進めています。彼らは、この取り組みを通じて、エネルギーの安定供給と環境負荷の減少を実現しようとしています。
結論
この取り組みは、地域の脱炭素化を目指すのみならず、セブン‐イレブンの顧客に対する環境意識を向上させる重要な一歩です。再生可能エネルギーを通じて、未来の持続可能な社会を創造するために、これからの動向に注目が集まります。これからのセブン‐イレブンの挑戦に、期待が高まります。