福岡県大野城市で子育て支援のデジタル化が進行中！

大野城市で進化する子育て支援の形

福岡県大野城市が、子育て支援のデジタル化を推進しています。この度、母子モ株式会社の『子育てDX』サービスの一環として、乳幼児健診と小児予防接種サービスが導入され、11月1日（土）から市内の医療機関での利用がスタートします。この新しいサービスは、子育て家庭にとって、より便利で快適な支援を提供することを目的としています。

デジタル化による利便性の向上

まず、今回の導入により、乳幼児健診と小児予防接種に関する事前手続きが大幅に簡素化されます。利用者は、『母子モ』というアプリを通じて、問診票や予診票を電子的に記入し、提出することが可能に。また、健診や接種の結果もアプリ上で確認できるため、わざわざ医療機関に足を運ぶ必要がありません。これにより、保護者の手間が大幅に軽減され、待ち時間や混雑を避けることができます。

さらに、医療機関から自治体への情報共有が迅速に行えるようになるため、自治体は健診や予防接種後の状態を素早く把握できるようになります。この仕組みは、保護者の負担を減らし、より効率的な子育て支援サービスの提供を促進します。

地域全体での子育て力向上を目指す

大野城市の基本理念は、「すべてのこども・若者が夢と希望を持ち、幸福な生活を送ることができるまちを目指して」です。この理念に基づき、子育てだけでなく、地域全体が子育て家庭を支えるまちづくりを進めているのです。2023年12月からは、『母子モ』アプリが『おおのじょう子育てナビ』として新しく生まれ変わり、オンラインの予約サービスも追加されます。これにより、妊産婦や子どもの健康管理がさらに充実し、地域全体が子育て世帯を支える仕組みが整います。

未来に向けたビジョン

母子モ株式会社は、2030年までに「妊娠から子育て期の手続きについて必要な情報を届け、保護者の手間を無くす」というビジョンを掲げています。これにより、子育てにおける不安や負担を減らし、安心で簡便な子育て社会を地域と共に築いていこうとしています。『子育てDX』サービスは、厚生労働省と連携し、様々な実証実験を通じて、その実現に向けた取り組みを行っています。

便利なアプリの詳細

母子手帳アプリ『母子モ』の特徴は以下の通りです：

- 妊産婦と子どもの健康データの記録・管理
- 予防接種のスケジュール管理
- 育児に関するアドバイスの提供
- 家族との健康情報の共有機能
- 子どもの成長・発達の記録

このように、多機能な『母子モ』は、育児を行う保護者にとって非常に便利なアプリとなっています。また、アプリは無料で提供されており、誰でも気軽に利用することができます。ぜひ、今後の子育て支援や便利な機能を体験してみてください。

アクセス方法

アプリは、App StoreやGoogle Playからダウンロードでき、またWebブラウザからも利用可能です。大野城市の子育て支援がデジタル化されることで、より多くの保護者が利用できる環境が整いつつあります。

この新しいサービスの導入により、福岡県大野城市は、地域全体が子育てを支援するより良い環境づくりを推進していきます。今後の展開に注目です！