シェアサイクル「チャリチャリ」が那珂川市に進出!
福岡市を拠点とするシェアサイクルサービス「チャリチャリ」は、福岡県那珂川市における利用エリアを大きく拡充することを発表しました。2025年6月16日(月)から、同市での利用が可能な地点が増え、JR博多南駅や西鉄バス那珂川営業所など15箇所に新たなポートを設置します。この取り組みは、那珂川市との連携協定に基づいて行われ、地域の観光振興や交通の利便性向上を目指しています。
チャリチャリの利便性
「チャリチャリ」は、スマートフォンアプリを使って簡単に自転車の借り入れができるシェアサイクルサービスです。ベーシック自転車は1分7円、電動アシスト自転車は1分17円で利用可能で、「ちょっとした移動」に便利な交通手段として多くの人に親しまれています。福岡でのサービス開始以来、延べ3,400万回以上も利用されてきました。新たに那珂川市にポートが設けられることで、さらに多くの利用者にとって便利な交通インフラの一部となることが期待されています。
新たなポートの設置場所
新たに開設されるポートは、観光名所や交通の要所に設置されるため、訪れる観光客だけでなく、地元住民にとっても利用しやすい環境が整えられます。具体的な設置場所には、次のようなスポットが挙げられます:
- - JR博多南駅前ビル(南側市営駐輪場横)
- - ふれあいこども館
- - ミリカローデン那珂川屋内プール
- - ちくし那珂川病院など
このように、主要な交通結節点には必ずポートが設置され、シームレスな移動をサポートします。
地域振興との連携
「チャリチャリ」の那珂川市での展開は、市民や観光客の利便性だけでなく、地域振興にも貢献することを目指しています。回遊性が高まることにより、観光施設へのアクセスが改善され、市内経済の活性化に寄与すると考えられています。地元企業と連携しつつ、新たな交通モードの実現を目指して進行中です。
未来への展望
将来的には、福岡市全体でのエリア拡大を進め、交通機関との接続をさらに向上させる予定です。公共交通機関との相互利用を促進し、地域経済の活性化や、住民の交通手段の多様化に貢献していく考えです。
チャリチャリの代表、家本賢太郎氏は「今後も地域の皆さまと協力し、便利で利用しやすい交通網を構築していきたい」と述べています。この取り組みにより、那珂川市がより魅力的な街となることに期待が寄せられています。
まとめ
「チャリチャリ」は、シンプルな利用方法と地域に根差したサービスを提供し続けています。那珂川市での展開により、多くの人々が気軽に自転車を利用できる環境が整うことになるでしょう。これからのシェアサイクル文化の発展に注目です。