新オバケ絵本
2025-06-16 14:43:29

詩と絵のコラボが生んだ新たなオバケの絵本『せんめんじょできっちんで』

新しいオバケの絵本『せんめんじょできっちんで』が誕生



福岡エリアの皆さんに朗報です! 2025年7月10日、詩人のウチダゴウと絵本作家のザ・キャビンカンパニーによる新しいオバケ絵本『せんめんじょできっちんで』が全国の書店に登場します。詩と絵、デザインが見事に融合したこの作品は、特にオバケの姿をユニークに描写しています。さらに、この絵本は展覧会「オバケ?」の一環として生まれたもので、そのテーマにふさわしい作品となっています。

絵本の誕生背景



この絵本は、ウチダゴウが展覧会のために創作した詩と、ザ・キャビンカンパニーがその詩からインスピレーションを得て描いた絵を組み合わせたものです。ウチダは詩の中で、日常生活の中に潜む得体の知れないオバケたちの存在を感情豊かに表現しています。ザ・キャビンカンパニーは、その詩を60号のキャンバスに映し出し、「きみ」と「ぼく」の物語を紡ぎ出しました。この異彩を放つコラボレーションは、詩人と絵本作家の間の深いつながりを示しています。

色彩とデザインの力



ザ・キャビンカンパニーの豊かな色彩感覚は、この絵本でも見受けられますが、あえて色数を抑えられた描写が印象的です。モノトーンを基調にした画面構成は、日常の軽やかさを壊し、潜む不穏さを際立たせています。また、デザインを手掛けたグラフィックデザイナー髙田唯の独特なタイポグラフィは作品に躍動感を与え、まるで遊び心満載のアート展のような雰囲気を漂わせています。これにより、絵本が持つ深層的なメッセージが豊かになっているのです。

物語のメッセージ



ウチダとザ・キャビンカンパニーは、相手の個性を尊重しながら作品を作り上げました。二人のコラボレーションを通じて、心の奥底にある感情や思考が表に現れ、生まれた作品は新たな物語となっています。どのページも驚きと楽しさにあふれており、読むたびに異なる解釈が生まれることでしょう。特に、物語を理解する手助けとなるための詳細なイラストレーションは、子どもたちの想像力をかきたてること間違いなし。

展覧会「オバケ?」



また、この絵本の原画は、福岡アジア美術館で「オバケ?」展として展示される予定です。2025年7月10日から8月31日まで開催され、その後全国を巡回する予定です。展示会では、絵本の表紙となる原画が見ることができる貴重な機会ですので、ぜひ足を運んでみてください。

書誌情報



汗をかきながらも、丹念に仕上げられた『せんめんじょできっちんで』の情報は以下です:
  • - 発売日: 2025年7月10日(木)
  • - 定価: 税込1,980円(本体1,800円+10%)
  • - : ウチダゴウ
  • - : ザ・キャビンカンパニー
  • - 編集: ブルーシープ
  • - ブックデザイン: 髙田唯
  • - 仕様: B5変型、上製、34ページ
  • - ISBN: 978-4-908356-72-8
  • - 公式ページ: ブルーシープ
  • - Amazon: 購入はこちら

新たな世界を読み進める楽しさを、皆様にお届けします。オバケを題材にした詩と絵のコラボレーションを、この機会にぜひ味わってみてください。


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