小郡市での特別講座「小さな蔵だからこそできること」
小郡市教育委員会が主催する連続講座「ちょっと気になる七夕人権考座」が、この夏に開催されます。この講座では、幅広い人権問題の解決に向けた取り組みの一環として、地域の皆さんにさまざまな話題を提供しています。今回は、特に注目の女性杜氏、今村友香さんをお招きし、「男女共同参画」をテーマにお話を伺います。
講師・今村友香さんの経歴
今村友香さんは、若波酒造合名会社の製造統括を務める女性杜氏です。学生時代を京都で過ごし、2001年に家業の若波酒造に入社。彼女は、酒づくりの重要性を深く理解し、老舗の酒蔵である若波酒造において、2008年には九州初の女性杜氏として就任しました。今村さんは、2015年には初代製造統括にも就任し、酒造りの現場で後進の育成に力を入れながら、酒蔵全体の運営も担っています。
若波酒造は、大川市に位置する歴史のある酒蔵で、1922年に創業されました。近年では、鑑評会で最高位を受賞するなど、その品質は高く評価されています。伝統を重んじながらも、若手の活躍にも期待がかかる酒蔵です。
講座の概要と内容
今回の講演会では、女性杜氏であり、民間企業の管理職としての立場から、男女共同参画についての重要性が語られます。今村さんは、複雑で広範なテーマとして捉えられがちな男女共同参画を、現実の職場環境に照らし合わせて具体的な実践への道筋を示してくれます。性別に関わらず、すべての人がその環境の中で成長していくことができるとの思いから、努力をしている職人の姿も共有されます。
講座は令和8年8月27日(木)に、小郡市人権教育啓発センターの大集会室にて開催されます。18時30分からの開場、19時00分からの開演で、定員は60~70名程度。入場は無料で、申込は必要ありません。また、手話通訳も用意されていますので、どなたでも参加しやすい環境が整っています。
参加を呼びかける理由
「小さな蔵だからこそできること」というテーマが示すように、地域に根ざした酒蔵の取り組みを知ることは、私たちの日常生活における見識を広げる良い機会です。今村さんの実体験に基づいた話を直接聴くことで、男女共同参画の概念がより身近に感じられることでしょう。ぜひともこの機会に、皆さんのご参加をお待ちしています。