アルティウスリンクとfreee、BPO領域での新たな協業を開始

アルティウスリンクとfreeeが新たな協業を開始

こんにちは、福岡エリア担当記者です。今回は、アルティウスリンク株式会社とフリー株式会社（freee）が人事労務部門において協力関係を結んだニュースをお伝えします。この協業は、特にデジタルトランスフォーメーション（DX）の推進や働き方改革が求められる昨今のビジネス環境において、非常に意義深いものです。

協業の背景

最近、企業経営における環境は大きく変化しています。DXの推進、働き方改革の進展、さらには人的資本情報の開示義務化など、企業は多くの課題に直面しています。特に、従業員のエンゲージメントを高め、業務の効率性を追求することが企業の持続的成長に直結しています。そのため、バックオフィス業務の効率化が企業戦略においてますます重要視されています。

freeeは、60万以上の事業所に導入されたクラウド型バックオフィスサービスで知られており、もう一方のアルティウスリンクは、豊富なBPOの運用ノウハウを持つ企業です。この二つの強力なパートナーシップが新たな価値創造をもたらします。

協業の概要

この協業においてfreeeは、「freee人事労務アウトソース」を提供します。これは、入退社手続きや給与計算、年末調整などの人事業務をアウトソースするサービスです。そして、アルティウスリンクは、勤怠管理や採用代行、経理業務のすべてを組み合わせ、より一層総合的な業務支援体制を構築します。

この取り組みの目的は、BPaaSの効率性とBPOの柔軟性を融合させることで、企業は一括して人事労務をアウトソースすることが可能になります。これにより業務負担が軽減され、コストの削減や従業員のエンゲージメント向上が期待されます。最終的には、企業の価値を最大化するための基盤を整うことができます。

BPaaSの提供体制イメージ

現在、両社は協業体制をさらに強固にするための準備を進めています。具体的には、freeeの「freee人事労務アウトソース」をアルティウスリンクが運用する体制への移行を検討中です。このプロセスでは、人材の連携や運用ノウハウの共有を進め、よりシームレスな顧客体験を実現することを目指しています。

今後の展望

アルティウスリンクとfreeeは、企業の人事労務課題に寄り添った新たな業務支援体制の構築を進めていきます。この協業により、企業はより効率的かつ実行力のある人事労務管理が可能になります。

この新しい動きによって、企業のバックオフィス業務が一新されることが期待されます。この協業がどのように企業の成長を促進し、働き方や業務の進め方に影響を与えるのか、その行方に注目が集まります。今後の展開が楽しみですね。