生産現場の未来を切り拓くTriOrbの技術革新
福岡県北九州市に拠点を置く株式会社TriOrbは、独自の技術を駆使して360度全方向に移動可能なプラットフォーム「TriOrb BASE」を展開しています。「次世代産業の基盤をつくる」ことをミッションに掲げる同社は、このプラットフォームのソフトウェアにキーエンス社のPLC(KV-X500シリーズ)との標準対応を実装しました。この革新により、製造現場での自動化がこれまで以上に簡単かつスピーディになりました。
どのようにTriOrb BASEが進化したのか
従来、AMR(自律移動ロボット)導入時には、生産設備とロボットの間に中継PCや専用デバイスを設置することが一般的でした。これによりシステムの構成が複雑化し、導入の難しさが際立ちました。しかし、TriOrbは最新のヒューマン・マシン・インターフェースを駆使し、キーエンスのPLCとの直接的な通信を可能にすることで、大幅なシンプル化を実現しました。
3つの使いやすさを享受
TriOrb BASEがもたらす最大のメリットは、次の3点です。
1.
必要な中継機器が排除され、シンプルな構成に : 初期投資が軽減されるだけでなく、機器が少なくなることでシステムの信頼性も向上。生産現場のエンジニアは、もっと容易に導入できるようになりました。
2.
生産技術者にも馴染み深いラダープログラム : 通常使用しているラダープログラムを活かし、ロボットや装置との同期を容易に実現。これにより、開発期間が大幅に短縮され、革新的なライン変更にも迅速に対応できるようになりました。
3.
既存のFA用操作パネルに統合可能 : すでに導入済みのFA用操作パネルにTriOrb BASEの操作や状況表示を組み込み、オペレーターに既存設備と同じ感覚で操作できる環境を提供。
TriOrbの未来に向けたビジョン
TriOrbは今後も、現場での負担を軽減し、自動化された生産ラインの実現に向けた技術開発を続ける予定です。創業は2023年2月で、九州工業大学発のスタートアップとしても知られています。製造業において求められる多様なニーズに応え、搬送の自動化や複数台による協調搬送システムの導入を進めていく方針です。
会社情報
- - 会社名: 株式会社TriOrb
- - 本社所在地: 福岡県北九州市小倉北区浅野3丁目8-1 AIMビル6階
- - 代表者: 石田 秀一(代表取締役CEO)
- - 設立: 2023年2月
- - 資本金: 1億円
- - 事業内容: 球駆動式全方向移動プラットフォーム「TriOrb BASE」の開発・製造・販売
TriOrbは、次の時代の産業を見据えた非常に重要な役割を果たしており、その取り組みには多くの期待が寄せられています。今後の動向にも注目していきたいですね。