サツマイモを守る
2025-09-18 11:39:58

寿海酒造が「みんなのサツマイモを守るプロジェクト」に参画!未来の焼酎と地域産業を支える挑戦

寿海酒造が「みんなのサツマイモを守るプロジェクト」に参画!



宮崎県串間市で焼酎を製造する寿海酒造株式会社が、株式会社welzoが主導する「みんなのサツマイモを守るプロジェクト(SSP)」に新たに加わりました。このプロジェクトは、日本のサツマイモを取り巻く基腐病の影響を受け、業界の再興を目指すもので、多くの企業や団体が手を組んでいます。

寿海酒造の取り組み



寿海酒造は、1985年設立の県内初の協業組合から出発し、今年で40周年を迎える歴史ある酒造です。赤芋を主成分とした「ひむか寿 赤芋仕込み」を中心に、多様な約200種類の焼酎を手がけています。特に、基腐病の影響を受けつつも、農家や取引先との強い信頼関係を築き、安定した原材料調達を実現しています。今回は、地域の農業と焼酎業を結びつける新たな一歩を踏み出しました。

SSPの活動と可能性



「みんなのサツマイモを守るプロジェクト」は、サツマイモを守るための研究、開発、啓発活動を行っています。基腐病について知識を共有し、農家や焼酎メーカー、大学などの連携を強化することで、具体的な対策を講じていく予定です。また、基腐病に強い新種のサツマイモの開発を進めています。

新たに参画した寿海酒造の経験と技術力が、このプロジェクトの未来をさらに拡げる要素となるでしょう。特に、若年層や海外市場に向けた新しい技術や飲み方の提案が、焼酎文化のさらなる発展を促進します。

地域との連携と支援



今回の参画において、寿海酒造は「地域全体でサツマイモ産業を支える」という理念を掲げています。地域の伝統と新たな試みを融合させることで、持続可能な経済基盤を築き、次世代にその文化を継承することが目的です。このプロジェクトを通じて、焼酎とサツマイモの新たな魅力を発信し、多くの人々にその素晴らしさや重要性を理解してもらうための活動が進められます。

未来に向けた新たな挑戦



寿海酒造の常務取締役、吉田知佳津氏は「私たちは農家との信頼関係を大切にし、地域全体でサツマイモ産業を支えていきたい」と述べており、サツマイモと焼酎の絆をより強固にする意志を示しています。また、welzoの後藤基文氏も、「南九州の芋焼酎文化と農業を未来へつなげる大きな一歩になる」と強調し、焼酎を通じた地域の発展に期待を寄せています。

この「みんなのサツマイモを守るプロジェクト」は、地元住民や消費者にとっても新たな魅力を引き出す絶好のチャンスを提供します。サツマイモと焼酎の未来に向けた挑戦が広がり続ける中、地域の経済活動の活性化が期待されます。ぜひ、注目していきたいプロジェクトです。


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