九州のデジタル革新が始まる: KASAの設立
2025年11月、福岡県久留米市に本社を構える株式会社ミセカタが、一般社団法人九州AI・SNS推進協会(以下KASA)の設立を発表しました。この協会は、九州をベースに、AI(人工知能)とSNS(ソーシャルメディア)の活用を通じて、地域経済の生産性向上を図ることを目的としています。
設立の背景
近年、テクノロジーの発展が各業界で広がり、小規模な企業や地方自治体においても急速にAIの導入が求められています。特に、SNSの普及により情報発信の手法が多様化する中で、地方の企業や教育機関では「AIをどのように活用するのか」「SNSを効果的に使うにはどうすればよいのか」といった課題が浮上しています。
株式会社ミセカタは、これまでのSNSコンサルティングや広報支援の実績を活かしながら、専門知識を生かしてKASAを設立。AIとSNSを組み合わせた支援を行い、日本全体のデジタル社会の実現に寄与することを目指しています。
KASAの理念と活動
KASAの理念は「AIとSNSの力で、九州から日本全体の生産性を高める」です。この目標に向けて、AI導入支援、SNS活用教育、地域課題を解決するための企業連携を行うことで、九州のデジタル化をけん引します。
活動内容
- - AIとSNSの活用支援: 九州の企業や教育機関がAIやSNSを効果的に利用できるよう、専門家によるアドバイスを行います。
- - セミナー・教育活動: 地域のニーズに応じたセミナーを開催し、デジタルスキルの向上を図ります。
- - 地域課題解決: 地域の特色を生かした企業同士の連携を促進し、具体的な課題に対する解決策を提示します。
KASAの代表理事
設立初期からKASAの活動をリードするのは、以下の4人の代表理事です:
- - 諸藤圭代: SNSマーケティングの専門家。企業のSNS導入支援を行い、KASAではリテラシー教育を担当。
- - 諸藤健太郎: SNS動画制作やAIの活用に精通。協会のAIとSNSの融合領域を担当。
- - 甲斐信行: 医療と教育分野におけるAI導入の支援を行い、教育プログラムの設計も手掛ける。
- - 古川大輝: 教育現場でのAI活用を進め、学習支援に特化した活動を行います。
未来に向けた展望
KASAは今後、九州各地で「AI×SNSセミナー」の開催を計画しています。このセミナーでは、地域の企業や教育機関を対象に、実践的なAI活用法やSNS戦略を伝授し、地域の人材育成を進める予定です。
本年度末にはKASAの公式ウェブサイトも開設され、AIやSNSに関する最新情報の発信が行われる予定です。これにより、会員企業や地域の様々な関係者が集まり、さらなる情報交換の場が生まれるでしょう。
まとめ
株式会社ミセカタが設立した一般社団法人九州AI・SNS推進協会(KASA)は、AIとSNSを活用し、九州から日本全体の生産性を高める新たな取り組みを始動しました。地域社会に密着したデジタル推進の力となるこの協会の活動から目が離せません。