九電テクノシステムズとチョープロが手を組みスマート住宅の提供へ

九電テクノシステムズとチョープロが提携

福岡県福岡市に本社を置く九電テクノシステムズ株式会社が、長崎県西彼杵郡を拠点とする株式会社チョープロと共同で、エネルギーの最適化を図る新たな取り組みを開始しました。この提携により、両社は「Calmといし」という分譲地において、IoT対応の創蓄エネルギーブランド「ホームプロシューマ」の販売を進めることとなります。

提携の背景と目的

両社の提携は、再生可能エネルギーとIoTを活用した住宅開発の実績が基盤となっています。九電テクノシステムズは、2023年から新設した「ホームプロシューマ」事業を通じて、家庭でのエネルギー消費を効率的に管理できる環境を提供することを目指しています。チョープロはその技術を取り入れ、ガスと電気の最適な組み合わせによる快適な住空間の提供に取り組みます。

両社はそれぞれ「いつもの暮らしを、もっと明るく」というスローガンのもとに、地域と密接に連携しながら、持続可能な社会を目指す姿勢を貫いています。「この街のエネルギーになりたい」というチョープロの理念とも響き合う中で、さらなるサービスの向上が期待されます。

今後の取り組み

今後、両社は以下のような取り組みを計画しています。

- 地域に密着した販売網の構築
- 再生可能エネルギーと蓄電池を活用した次世代住宅の展開
- ホームIoTによるデマンドレスポンスの実証

これらの施策を通じて、地域の人々の生活を支える「身近なエネルギーパートナー」としての役割を果たしていきます。

「Calmといし」とは

長崎県の東長崎・戸石エリアに広がる分譲地「Calmといし」は、全69区画から成り、そのコンセプトは「おだやかに住まう」です。豊かな自然に囲まれつつ、長崎市街や諫早市街へのアクセスも良好な立地が魅力です。このエリアに建設される住宅は、九電テクノシステムズの「ホームプロシューマ」を採用し、全戸に太陽光発電や蓄電池が標準搭載される予定です。この新しい暮らし方がどのように広がっていくのか、注目が集まります。