相撲の決まり手を味わう『決まり手煎餅』が新発売!
福岡県直方市に本社を構える株式会社もち吉は、相撲の決まり手“八十二手”をテーマにした新商品『決まり手煎餅』を発表しました。この商品は、公益財団法人日本相撲協会と協力し、相撲の魅力を引き出すために企画されました。2025年には日本相撲協会が設立100周年を迎える中、もち吉は「サステナビリティパートナー」契約を結び、相撲の文化を次世代に受け継ぐ重要な役割を担っています。
商品内容と魅力
『決まり手煎餅』の特徴的な点は、主に相撲の決まり手“八十二手”がイラストとして描かれた個包装の形式です。日本を代表するデザイナー、原研哉氏が監修しており、相撲の奥深さや多様な技を声高にはっきりと伝えています。このイラストは、各決まり手を正面と背面から描写しているため、視覚的にも楽しむことができます。さらに同梱されている「決まり手帖」には、八十二の決まり手が日英表記で掲載されており、海外の方へのお土産としても最適です。
おせんべい自体の形状は、力士を象徴する「まわし」をイメージした独特なデザインが施されています。この商品は、特別な製法で作られており、相撲の力強さと日本の文化を伝えることを目指しています。
限定のブリキ缶も要注目
『決まり手煎餅』は、ブリキ缶(スチール缶)に収納されています。この缶は、日本製鉄株式会社が提供するCO2削減素材「NSCarbolex® Neutral」を使用し、環境にも配慮しています。缶のデザインは、相撲に息づく強靭な精神を象徴する「力」という漢字が印象的に刻印されています。まるみを帯びた缶の蓋は、お餅がふくらむ様子を表現しており、デザインに込められた意味が深いです。
原研哉氏のデザイン哲学
原研哉氏は、日本の伝統や美的感覚を未来へと受け継ぐことを目指しており、特に「もの」のデザインだけでなく「こと」のデザインにも重きを置いています。彼は外務省の「JAPAN HOUSE」のプロデューサーを務め、訪日観光の振興にも取り組んでいます。彼のデザインは、従来の枠を超えた新しい視点を提供し、日本の文化を世界に発信するための重要な役割を果たしています。
販売情報
『決まり手煎餅』は、2025年10月7日に国技館での限定販売を皮切りに、もち吉本店やネットショップで順次販売開始されます。売り場では、特別販売会とともに力士のイベントも企画されています。特に注目したいのは、2025年10月8日に行われる若隆景とのサイン会で、先着50名限定で色紙プレゼントや握手、撮影が楽しめるとのこと。
もち吉の理念
もち吉は、96年にわたり「米よし、水よし、技もよし」をスローガンに、厳選した国産米を使用した米菓を提供してきました。これからも日本の伝統的な味を大切にしつつ、新しい挑戦を続けていきます。相撲とおせんべいの融合がどのように人々の生活に影響を与えるのか、ぜひ期待してください。
最後に
『決まり手煎餅』は、相撲の文化を味わいながら、視覚的にも楽しむことができる商品です。もち吉の新たな挑戦を通じて、多くの人々が相撲の魅力を再発見し、日本の伝統を次世代に繋げていくことを願っています。