福岡のライジングゼファー、神戸に逆転負けで悔しい連敗

福岡のライジングゼファー、神戸に逆転負け

2025年11月1日、福岡で行われたB.LEAGUE 2025-26シーズンの試合で、福岡ライジングゼファーは神戸ストークスに66-78で敗れました。この試合は、福岡にとって前日の試合からの立て直しが期待される重要なゲームでしたが、悔しい結果となりました。

試合の流れ

前半

福岡は立ち上がりからアグレッシブなディフェンスを展開し、バーレル選手がファーストバスケットを決めました。チーム全体が良い流れを持ち、オフェンスも多彩な攻撃で得点を重ねました。1Qでは福岡がリードし、23-18で終了しました。特に、#5リード選手、#8青木選手、#32狩野選手が外角からの3Pシュートを決め、オフェンスの流れが生まれました。

さらに2Qではバーレル選手が圧倒的な存在感を示し、フリースローを含む19得点を上げる活躍を見せました。ディフェンスでも加藤選手が献身的なプレーを見せ、チームの流れを維持しました。前半を終えた時点で福岡は優位に試合を進めていました。

後半

しかし後半が始まると、神戸の勢いが変わり始めます。福岡は神戸に連続得点を許し、一気にリードを奪われると、一転して試合の流れが神戸に傾いてしまいます。福岡はリード選手のシュートで反撃の意識を高めるも、神戸の攻撃は止まらず、苦しい時間が続きました。

3Qの終わりでは加藤選手が3Pシュートを成功させ、最後のクォーターに希望の光を灯しましたが、最終クォーターでは得点が伸び悩みます。神戸が高確率でシュートを決める中、福岡は外角シュートの精度を欠き、点差を縮めることができませんでした。終盤には神戸にリードを広げられ、試合はそのまま終幕を迎えました。

コーチのコメント

試合後、福島雅人HCは選手たちの頑張りを評価しつつも、後半のパフォーマンスに課題が残ったと認識しています。「前半は良い流れを持っていたが、神戸のチームは冷静さを失わず、我々のリードはただの“貯金”に過ぎなかった」とコメントしました。

福岡チームにとっての課題は対格差のある選手とのマッチアップです。この点については既に対策を講じているものの、試合運びにおいてはまだまだ改善の余地があります。ハードに戦う姿勢を試合を通じて見せ直すこと、チーム全体の成長が必要とされる旨語っています。