次世代ものづくりを担うミスミ新体制の発表とその意義
ミスミグループ、米州事業の社長にDave Evansを任命
2026年3月1日、ミスミグループ本社はFictiv共同創業者でありCEOのDave Evans氏を、米州事業であるMISUMI Americas Business Companyの社長に任命したと発表しました。この新しいリーダーシップのもと、ミスミは次世代ものづくりのイノベーションを加速させ、AIを活用したデジタルプラットフォームの構築を進めることとなります。ここではこの新体制とその背景、目指す方向性について詳しくご紹介します。
米州における製造業の進化
近年、米州の製造業は大きな変革を迎えています。ミスミとFictivが持つ技術やネットワークを融合させ、試作から量産までの製造プロセスをより速く効率よく進める体制を整えるとのことです。特に、FA分野やロボティクス、医療技術など幅広い領域での展開が期待されています。Evans氏は、ミスミが2025年に買収したFictivを支えてきたリーダーであり、その経験を生かして米州事業の強化を図ります。
デジタル製造の新たなステージ
Evans氏は、デジタル製造のマーケットプレイスモデルを確立し、信頼性の高い製造パートナーとのグローバルネットワークを築いてきました。これにより、特注機械部品の調達プロセスの複雑性を解消し、顧客にとって使いやすい環境を整えてきました。ミスミグループも、日々約1万件のCADデータを扱い、これを基にした高度なAI解析に力を入れています。
お客様への新たな価値提供
今後、統合されたプラットフォームを通じて、ミスミは幅広いコンポーネントや標準部品を提供し、顧客のニーズに応えるサービスを展開します。具体的には、デジタル見積を用いた迅速なカスタム部品製造の提供や、高精度な製造サービスの実現を目指しています。これにより、スタートアップから大手OEMに至るまで、様々な顧客層を支援し、製造業全体のイノベーションを促進します。
終わりに
今回の発表は、ミスミが米州地域での成長を一層強化するための重要なステップとなります。精密さと品質にこだわる日本の企業が、AIやデジタル技術を絡めつつ米国の市場でさらなる発展を目指す姿勢は、多くの業界関係者にとって注目の対象となるでしょう。製造業の未来を担う存在として、ミスミ Americas Business Companyの今後の展開から目が離せません。