没入型医療教育
2026-05-27 15:02:14

エクシーズと帝京大学が共同で没入型医療教育の新たな枠組みを構築

エクシーズと帝京大学、革新的な医療教育を目指す



このたび、福岡の株式会社エクシーズと帝京大学が共同研究契約を結び、最新技術を活用した医療教育の革新に取り組むことになりました。この研究は、帝京大学の福岡医療技術学部を舞台に、多様な学科の学生が共に学ぶことで、チーム医療の重要性を伝える新たな教育モデルを構築します。

共同研究の背景と目的



帝京大学福岡医療技術学部は、理学療法、作業療法、看護など、医療に関する6つの学科を有しています。地域に密着した教育を通じて、高度な医療人材の育成を目指しています。しかし、附属病院を持たないこのキャンパスでは、実践的な解剖実習やOSCE(客観的臨床能力試験)などの機会を確保することが課題でした。

そこで、福岡を拠点とするエクシーズが持つXR(拡張現実)やAI(人工知能)技術を教育に効果的に活用できる方法を模索することとなりました。エクシーズの代表取締役社長、小林慶一氏は、「医療教育の現場に実用的な成果をもたらしたい」と考えています。

取り組み内容



この共同研究では、次のような重点分野に特化しています:
1. 没入型シミュレーション教育
- XR と AIを活用し、患者の観察や臨床判断を体験できる教育環境を整えます。これにより、学生が実際の医療現場に近い状況で学び、スキルを磨くことができるようになります。2026年3月には、福岡キャンパスにてデモが行われる予定です。
2. 3D解剖教育
- エクシーズが開発した立体視ディスプレイ(Looking Glass)を利用し、3Dモデルを通じて解剖学習をサポートします。骨や臓器、筋肉の構造を直感的に理解し、実践的な知識を深める機会を提供します。

教育の未来を見据えた成果



本研究の目標は、得られた知見を基に他大学や医療機関への展開を進めることで、新たな教育モデルの普及を図ることです。帝京大学福岡キャンパスのシミュレーション教育・研究センター長、肥合康弘教授は、「全学科横断型の新たな医療教育を実現することで、学生たちに今後の医療業界で必要不可欠なチーム医療のスキルを習得させたい」と述べています。

終わりに



エクシーズと帝京大学の共同研究は、医療教育の現場における技術的革新を促進するだけでなく、将来の医療人材の質を向上させる鍵となるでしょう。急速に発展するAIとXRの技術をいかに活用するかは、これからの教育の在り方を見直す大きなチャンスです。新たな医療教育がどのように発展していくのか、今後の動向から目が離せません。


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