Lively合同会社、IFRS Sustainability Allianceに加盟
2022年12月に設立されたLively合同会社は、国際的なサステナビリティ開示基準を推進する機関、「IFRS Sustainability Alliance」に加盟したことを発表しました。これにより、同社は企業の持続可能性に関する情報開示の向上に向けて新たな一歩を踏み出しました。
加盟の背景と目的
Livelyは、設立以来、ネットゼロ、サーキュラーエコノミー、生物多様性、人権、動物福祉といった多紛にわたるサステナビリティの領域で活動してきました。これまでの取り組みを通じて、企業に対してコンサルティングを行い、新たな事業の創出に貢献する姿勢を強めてきました。
現代の企業経営において、財務情報とサステナビリティ情報を統合的に捉えることが求められています。この背景には、企業価値の創造や経営戦略を実施する過程において、サステナビリティが不可欠であるという認識が広がっています。そうしたニーズに応じて、Livelyはクライアント企業の企業価値を高めるための支援を強化するために、IFRS Sustainability Allianceへの加盟を決定しました。
今後、同社はこのアライアンスと連携し、企業のグローバルなサステナビリティ情報開示基準への適応や情報発信の促進に貢献していく計画です。
IFRS Sustainability Allianceについて
IFRS Sustainability Allianceは、IFRS(国際財務報告基準)財団が設立した、サステナビリティ情報開示に関する国際的な基準を推進するための組織です。参加することで、企業や政策立案者、会計・監査の関係者などが集い、サステナビリティ開示の促進や透明性を高めるためのネットワークを形成しています。このグローバルな組織に加盟することで、Livelyは新たに重要なリソースを獲得し、企業との連携機会を広げることができます。
プレスリリースのコメント
IFRS財団のEarned Revenueデイレクター、イーライ・ライスマン氏は、LivelyがIFRS Sustainability Allianceに加盟したことを歓迎し、「資本市場のニーズに応えるため、サステナビリティ開示の基盤構築の重要性を強調しました。この加盟は、Livelyのサステナビリティ開示の未来に対する理解と統合の意志を示すものです」と述べています。
Livelyの展望とコミットメント
Livelyの両創業者である種田毅氏と三浦友見氏は、IFRS Sustainability Allianceへの加盟を大変光栄に思っており、国際的なサステナビリティ開示基準の重要性を理解し、企業の持続可能な経営を支援するパートナーとしての役割を果たすことを誓っています。
また、日本国内では、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)による開示基準の整備が進んでいる中で、Livelyは高い透明性と信頼性をもった情報開示を推進することに注力しています。
Livelyについての概要
Lively合同会社は、「持続可能な社会を次世代に繋げる」ことを目指して活動しています。多様なバックグラウンドを持つメンバーが、企業への実践的なコンサルティングを行い、未来のイノベーションを生み出すための研究やプロジェクト開発に取り組んでいます。これからも、企業のサステナビリティ経営を支援し、長期的な価値創造を進めるLivelyの活動に注目が集まります。