エンジニアの新事業
2026-08-10 11:52:30

エンジニアが描く新規事業創出の未来:知識と経験を活かす方法とは

エンジニアが描く新規事業創出の未来



先日、企業のデジタル・トランスフォーメーション(DX)を推進するアルサーガパートナーズ株式会社の代表、小俣泰明氏が、有識者セミナー「エンジニアこそ、新規事業をつくるべき理由」に登壇しました。本セミナーは、技術と事業がいかに融合して未来を描くのかをテーマに掲げ、多くの関心を集めました。ここでは、小俣氏の講演内容とその意義について掘り下げていきます。

小俣氏の登壇背景



小俣氏は、大手ITベンダーでの経験を経て、自ら事業を立ち上げた経歴を持つエンジニアです。彼の技術的な知見をもとにしたマーケット視点は、参加者にとって実践的な洞察を提供しました。

セッションテーマ①:エンジニアの優位性



小俣氏は、「エンジニアが新規事業において有利な理由は、料理の素材を知っていること」と例えて解説しました。現代のソフトウェア開発では、一から全てを作るのではなく、既存のフレームワークやオープンソースを適切に組み合わせることが求められます。彼は「質の高いプロダクトは、技術的な知見があってこそ生まれる」と強調しました。また、サービスの質が技術的な安定性によって左右されるため、技術選定が成功の鍵だとも述べました。

セッションテーマ②:需要と供給のギャップ



次に、小俣氏は「作りたいもの」と「売れるもの」のズレについて解説しました。市場が飽和しているため、ユーザーは使いにくいものには価値を見出さず、すぐに代替品に移ることが一般的です。そのため、開発者は顧客の視点を徹底することが必要であると警鐘を鳴らしました。彼は、ユーザーの選択肢を増やす従来のアプローチが逆効果となる可能性があることを指摘し、顧客の期待に応える形でサービスを提供することの重要性を訴えました。

セッションテーマ③:失敗からの学び



講演の中では、小俣氏が過去の失敗経験を交え、「プロダクトアウト」と「マーケットイン」の違いについて語りました。「プロダクトアウト」型のアプローチのみでは成功が難しい時代になっているため、マーケット視点の重要性を訴えました。特に、どのように顧客の声を聞くかが課題であり、表面的な調査ではなく、実体を捉える重要性を説きました。

セッションテーマ④:エンジニアの新たな役割



AI技術が進化する中で、小俣氏はエンジニアが担うべき役割についても言及しました。AIによる自動化が進む中でエンジニアが持つ「選択する力」が重要であると彼は強調しました。競争が激化する中で、技術的な選択肢を的確に判断できる能力がエンジニアの価値を高めると語ります。

質疑応答からの展示



セッションの最後には、参加者との質疑応答が行われました。小俣氏は「最初の段階でのユーザー調査は重要だが、MVP段階でのユーザーからの評価がその後の信頼に大きく影響する」と指摘しました。また、自らが心から欲しいと思えるものを作る重要性を説明し、失敗を恐れず挑戦する姿勢の意義を語りました。さらには、新規事業と既存事業どちらにおいても成長機会があり、内発的な動機から生まれるアイデアが成長を促進することを強調しました。

まとめ



最後に、小俣氏は参加者に向けて「挑戦を恐れず、一歩踏み出してほしい」とメッセージを送りました。このイベントを通じて、エンジニアとしての新たな実践の視点を持ち帰ることができる貴重な機会となりました。アルサーガパートナーズは、今後もこうした挑戦を歓迎する企業文化を育んでいく旨を伝えています。皆さんもぜひ、新しい価値を生み出すための挑戦を続けていきましょう!


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