「誕生70周年記念 ミッフィー展」福岡会場
福岡の街に愛らしいウサギがやってきます!2026年2月28日(土)から3月29日(日)の期間、福岡三越9階の「三越ギャラリー」で「誕生70周年記念 ミッフィー展」が開催されます。オランダの著名な絵本作家でグラフィック・デザイナーのディック・ブルーナ氏によって1955年に生まれた「ミッフィー(うさこちゃん)」が、今年2025年に70周年を迎えるのを記念したこの展覧会では、初来日となる作品も含め、全32作品にわたる原画やスケッチ、200点以上の展示物が一堂に会します。
ミッフィー誕生の歴史を体験
ミッフィー展では、1955年に発表された『ちいさなうさこちゃん』から、2009年の『うさこちゃんのおじいちゃんへのおくりもの』まで、ブルーナ氏が50年以上にわたって描き続けた魅力的なミッフィーシリーズをたどることができます。展覧会ではそれぞれの作品の背景や、登場人物たちとのつながりを深く理解できるように展示されており、訪れる人々はミッフィーが織りなす物語の温かさと優しさを体感できます。
特に注目の展示
1.
原画の初公開
初来日となる『うさこちゃんおとまりにいく』(1988年)と『うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん』(1996年)、さらに『うさこちゃんとたれみみくん』(2006年)を取り上げた特別展示。これらの作品からは、多くの原画や貴重な資料が紹介され、ブルーナ氏のデザインに込めた思いや子どもたちに向けたメッセージを感じることができます。特におばあちゃんにまつわる物語や友情に関するテーマは、観る人々に深く響くことでしょう。
2.
歴史的な映像展示
さらに、2005年の「ミッフィー展」で紹介されたブルーナ氏が自身の作品『うさこちゃんとうみ』を読む映像を、20年ぶりに再公開。優しく、時にはユーモラスな声で語られるオランダ語の物語は、より一層彼の作品に親しむきっかけとなります。
3.
アーティストとしてのブルーナの足跡
展覧会では、ブルーナ氏が若き日に描いた絵画作品やデザインした出版物も展示され、彼のアートに対する思いがどのようにミッフィーの作品に影響を与えたのかを垣間見ることができます。彼のデザインの背景には、常に遊び心や挑戦があったことがうかがえ、その影響を実感できるでしょう。
展覧会の詳細
- - 名称: 「誕生70周年記念 ミッフィー展」福岡会場
- - 会期: 2026年2月28日(土)~3月29日(日)
- - 時間: 午前10時~午後7時(最終日は午後5時まで、最終入場は毎日終了の60分前まで)
- - 会場: 福岡三越9階「三越ギャラリー」
- - 住所: 福岡市中央区天神2-1-1
- - 公式HP: ミッフィー70周年展公式サイト
休館日は設けられておらず、31日間にわたって展覧会が行われます。最先端のアートに触れ、心温まるミッフィーの物語をぜひこの機会に体験してください。ミッフィーの豊かな世界を通じて、もっともっと彼女のことが好きになれること間違いなしです。