カプセルジャパン、シリーズBで海外展開を加速
福岡市に本社を構えるカプセルジャパン株式会社が、アニメやVtuberコンテンツの海外展開を支援するための資金調達を実施しました。今回の資金調達はシリーズBラウンドで行われ、累計調達額は約10億円に達しました。これにより、同社はさらなる海外事業の拡大を目指します。
投資家の支援で強化されるビジョン
今回の資金調達には、DBJキャピタル株式会社がリード投資家として関与し、他にもFFGベンチャービジネスパートナーズや三菱UFJキャピタルなど多くの企業が参加しています。これにより、カプセルジャパンは海外市場における現地展開に必要なリソースを強化し、日本のアニメやVtuberコンテンツを世界に広める活動を加速することが期待されています。
現地文化を理解したチームが支える
カプセルジャパンの魅力の一つは、台湾、韓国、米国における拠点と、100名以上の外国籍社員が揃った「直接展開型モデル」です。文化や市場を深く理解したスタッフがいることで、アニメやVtuberコンテンツの日本のファンと海外のファンをつなぐ役割を果たしています。
特に、現地のクリエイティブからイベント運営までを一貫して行える体制を整えており、実績として『怪獣8号』のポップアップストアや、日本の人気IPとのコラボイベントを数多く手がけています。
資金の使途と今後の展望
資金は主に以下の要素に投資される予定です。
1.
海外人材の採用: 台湾、韓国、米国での事業拡大に向けて、現地の専門人材を積極的に採用する方針です。
2.
グローバルサプライチェーンの構築: 商品の製造や物流、販売体制を整えることで、海外市場での競争力を向上させます。
3.
財務基盤の強化: 計画に基づいた資金調達を行い、中長期的な事業成長を図ります。
埴渕修世代表は、エンターテインメント業界の成長を支えるため、リアルな消費を生み出すことが重要であり、ただ知ってもらうことではなく価値を届けることが必要と語っています。
海外展開を考える企業への支援
カプセルジャパンは、海外進出を希望するアニメやVtuber関連企業に向けて、初期相談や海外マーケティング、ファンミーティングの企画など、幅広い支援を提供しています。これにより多くの企業が新たな市場にアクセスしやすくなる環境を作り出すことを目指しています。
応募者を募集するカプセルジャパン
最後に、カプセルジャパンは「コンテンツ x グローバル」領域で挑戦したい方々を募集しています。海外展開によって日本の素晴らしいコンテンツを多くの人に届ける使命に参加してみませんか?興味のある方は、是非応募してみてください。
福岡のカプセルジャパンが、国内外のファンにどのように新しい体験を届けていくのか、今後の動向に注目です。