うきは市のフルーツを使った新しい果実酒が誕生!
福岡県のうきは市は、多様な季節のフルーツが育まれる地域として知られています。この度、その特産品を活用した新たな試みが始まりました。福岡国際空港株式会社(FIAC)と地元の酒造会社株式会社いそのさわが協力し、うきは市産のフルーツを使用した果実酒の販売を開始します。
地域との連携から生まれる魅力
FIACは、福岡空港の国際線ターミナルで地元の特産品を紹介するイベントを展開しており、九州の魅力をインバウンド向けに発信してきました。いそのさわは、指名水であるうきはの湧水を用いて135年以上にわたり酒造りを続けており、その高品質な日本酒は国内外で高く評価されています。
本プロジェクトでは、これら二つの団体が持つそれぞれの強みを生かし、地域の魅力を広めるとともに食品ロスの削減にも取り組むことを目指しています。果実酒の製造には、規格外品のフルーツが使われることにより、見た目では選ばれない美味しい果実を利用します。
第一弾:うきは産完熟桃の果実酒
最初の果実酒は、うきは産の完熟桃をたっぷり使用した「うきはの雫 ―桃―」。この商品は、口当たりが柔らかく、ジューシーな桃と伝統的な純米吟醸酒の素晴らしいマリアージュが実現されています。この果実酒は、福岡空港の免税店にて7月31日から販売が開始され、8月1日からは試飲も可能です。購入は500mlのボトルが8,500円(免税価格)で、予定数は2,000~3,000本程度です。
地元の手による商品づくり
このプロジェクトでは、いそのさわがゼロから果実酒のものづくりを行い、収穫から選定、製造まで全て手掛けます。また、福岡空港のスタッフも果実酒の制作に積極的に関与し、日本酒の選定やラベルデザインなど、多様な形で商品の完成に寄与します。これにより、地域全体が一丸となって観光資源を生かす取り組みが進められているのです。
地域活性化への期待
福岡空港での新たな取り組みは、地元の特産物を通じて世界中の人々にうきは市の魅力を発信する大きなチャンスとなります。うきは市長の権藤英樹氏は、この果実酒の販売を通じて農業従事者の所得向上と担い手の確保につながることを期待しており、地域の活性化をさらに促進していく意向を示しています。
今後は、桃以外のフルーツを用いた果実酒製造も予定されており、ぶどうや梨、柿など、うきは市ならではの新しい風味を楽しむことができるでしょう。地域の特色を大切にしたこの果実酒は、地元の良さを伝える旅の一部となり、多くの方々に愛される事業へと成長していくことが期待されています。